Middle Tempo Magic

空いている早朝のつもりが寝坊して
渋滞にハマってお昼前ごろに箱根に到着。

旧道登って椿ラインも目の前、箱根の芦ノ湖の関所の前辺り。
駅伝のゴールでおなじみのあそこに差し掛かったその時！

信号で止まろうとブレーキかけたら、あわわ！
リアブレーキの踏み応えがなくてフニャフニャだ。
え、まさか、こんなところでベーパロック？

まあ、リアブレーキは姿勢制御用だから
フロントが生きいれば停止するにはなんら問題はありません。
落ち着いて歩道に寄せてブレーキをチェック。

するとなんと！



わかりますでしょうか。
アウト側のパッドが、ありません。
残量がないのではありません。
パッドそのものが存在しないのです・・・。
(稲川淳二？)

そういえば、ついさっきギャップを乗り越えた時に
後方でなにやらカコーンといい音したように思えなくもない・・・
いや、した、確かになんかいってたよ！



下から覗いてみたところ。
パッドピンが抜けたのかと思えばそうではない。
イン側のパッドはしっかりピンに刺さってる。

えー？

ということは、アウト側のパッドにはピンが通ってなかったという事か。
下からパッドを入れて固定する構造なので、
正しく装着できているか見えづらいのですよね。
パッド穴にピンを通してなくても、下には落ちないけど上から抜けてしまう。

先々週に組んだ時の作業ミスですな。
今までバンディットの時も含めてブレーキのメンテは
何十回とやったけどこんな事は初めてです。

とりあえず、音がしたあたりまで歩いて探索し
道路の真ん中に落ちているパッドとシムの救出に成功。

観光地の道路脇で革ツナギという、
さらし者プレイを味わいながら取り付け作業。
今度はちゃんとチェックしたら、また同じミスしてました。
ホント見えにくいんだよなあ・・・。

なにはともあれ、大事に至らず良かったです。
落下したのがワインディング中だったら、
いや、これがもしリアじゃなくてフロントだったら・・・
今頃、川を渡ってアッチの世界に行っているところでしたよ。

油断大敵。
何度もやってるカンタンな作業と言っても
場所が場所だけに、確認を忘れちゃいけませんね。
みんなも気をつけてくださいね。

で、無事作業完了した後は、
オンボード画像撮影なんぞも楽しみながら
たっぷりお山を100kmほど気持ちよく走って帰りましたとさ。