Middle Tempo Magic
人混みの中に埋もれ埋もれ
マラソンハバナと悪者の魂
お正月はTUTAYAでレンタル100円!
というわけで、実家で映画みてごろごろでした。
観たのは
マラソンマン
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ (以下BVSC)
アウトレイジ
21グラム
の4本。
毎年毎年、何故か重いのばかり選択してしまうので注意したのに
結局BVSC(お馬さんじゃないよ)以外はどれも
正月から家族で見るには重~い作品になってしまいました(苦笑)
あ、でも、どれも良い映画でした。
中でもBVSCと21gは心臓をグッと鷲掴みされるようなスゴイ2本だと思う。
というわけで、実家で映画みてごろごろでした。
観たのは
マラソンマン
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ (以下BVSC)
アウトレイジ
21グラム
の4本。
毎年毎年、何故か重いのばかり選択してしまうので注意したのに
結局BVSC(お馬さんじゃないよ)以外はどれも
正月から家族で見るには重~い作品になってしまいました(苦笑)
あ、でも、どれも良い映画でした。
中でもBVSCと21gは心臓をグッと鷲掴みされるようなスゴイ2本だと思う。
◆◆◆◆◇
BVSCはアメリカ人のギタリストのライ・クーダーが、キューバの往年の名ミュージシャン達集めて結成したバンドで、1998年には同名のアルバムがグラミー賞を受賞している。
で、今回観たのは、その公演やコーディングの様子、プレーヤー達の生き様などを追ったドキュメンタリー映画。
名ミュージシャンといっても、彼らはゴンサロ・ルバルカバのように世界中にその名声を轟かせているわけではなく、キューバ国外には知られていない人がほとんど(お国柄上、そうなってしまうのかしらね)。
中には既に年老いて第一線を退いて生死すら定かでないために、キューバ中を探し回って見つけて来たような人達までいるのです。
そんな彼らの音楽が素晴らし過ぎるのでどうしてもレコーディングしたい!
というライ・クーダーの長年の悲願が叶って実現したそうな。
実はこれは母が観たいと言ってしぶしぶ借りたのだけど、観てみたら、もうもうもうもう、大興奮でテレビにかじつきのめり込んでしまった。文字通りノリノリです。
キューバ人は生活に音楽が根付いているとはよく耳にする話だけど、ほんとに、息をするように歌を歌う人達なのですねえ。音楽が彼らの生の声そのものなんだなあと。
溢れ出す純粋なココロの声を青臭さなんて気にせずに、素直に歌い上げておきながら、それがどいつもコイツも皆カッコイイ。みんなみんなスーパーカッコイイおじいちゃん達だった。
そして映像もまた素晴らしい。
白と水色とイエロー に彩られたキューバの町並みは、どのカットを見てもオシャレ写真になってしまう。
本当におすすめの一本ですね。
◆◆◆◆◇
#ちょっと直しました
21gは、実はよくわかりませんでした(笑)
イイと言っておきながら、アレですが、ものすごい衝撃なんだけど、難しくてしっかり消化が出来てません。
ヒトが死ぬと体重が21g減るらしく、人間の魂の重さは21gだと言われてる・・・というのは有名はお話ですが、それにちなんで、命の重さについて考えちゃう映画。
そう、考えるのよね、伝えるんじゃなくてね。
人生は続く。だけど人間は皆いつか死んでしまう。
どうせいつか死んで滅んでしまう命って、自動的に生まれて来て死んでいく人生ってなんだろうなあ、と。
人を超越した神の意思の前にもがき苦しむこのクソ人生に何か意味なんてあるのか。
右の頬を殴られたら左の頬も殴らせろ、目には目を歯には歯を。
そんな正義だの信仰だの愛だの憎悪だの俗な人間の恣意の前に見過ごされ軽んじられてしまいがちなリアルを見せられた気がしたのです。
そして、こちらの作品も、どこから見てもうっとりする映像美。
BVSCとはまた違ったラテンの哀愁漂うサウダージな色彩美という感じでした。
ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロの主役3人の迫真の演技も是非是非ゼヒ!の必見ものですよ。
うん、これは時間が経ったら、もう一度観てみよう。
BVSCはアメリカ人のギタリストのライ・クーダーが、キューバの往年の名ミュージシャン達集めて結成したバンドで、1998年には同名のアルバムがグラミー賞を受賞している。
で、今回観たのは、その公演やコーディングの様子、プレーヤー達の生き様などを追ったドキュメンタリー映画。
名ミュージシャンといっても、彼らはゴンサロ・ルバルカバのように世界中にその名声を轟かせているわけではなく、キューバ国外には知られていない人がほとんど(お国柄上、そうなってしまうのかしらね)。
中には既に年老いて第一線を退いて生死すら定かでないために、キューバ中を探し回って見つけて来たような人達までいるのです。
そんな彼らの音楽が素晴らし過ぎるのでどうしてもレコーディングしたい!
というライ・クーダーの長年の悲願が叶って実現したそうな。
実はこれは母が観たいと言ってしぶしぶ借りたのだけど、観てみたら、もうもうもうもう、大興奮でテレビにかじつきのめり込んでしまった。文字通りノリノリです。
キューバ人は生活に音楽が根付いているとはよく耳にする話だけど、ほんとに、息をするように歌を歌う人達なのですねえ。音楽が彼らの生の声そのものなんだなあと。
溢れ出す純粋なココロの声を青臭さなんて気にせずに、素直に歌い上げておきながら、それがどいつもコイツも皆カッコイイ。みんなみんなスーパーカッコイイおじいちゃん達だった。
そして映像もまた素晴らしい。
白と水色とイエロー に彩られたキューバの町並みは、どのカットを見てもオシャレ写真になってしまう。
本当におすすめの一本ですね。
◆◆◆◆◇
#ちょっと直しました
21gは、実はよくわかりませんでした(笑)
イイと言っておきながら、アレですが、ものすごい衝撃なんだけど、難しくてしっかり消化が出来てません。
ヒトが死ぬと体重が21g減るらしく、人間の魂の重さは21gだと言われてる・・・というのは有名はお話ですが、それにちなんで、命の重さについて考えちゃう映画。
そう、考えるのよね、伝えるんじゃなくてね。
人生は続く。だけど人間は皆いつか死んでしまう。
どうせいつか死んで滅んでしまう命って、自動的に生まれて来て死んでいく人生ってなんだろうなあ、と。
人を超越した神の意思の前にもがき苦しむこのクソ人生に何か意味なんてあるのか。
右の頬を殴られたら左の頬も殴らせろ、目には目を歯には歯を。
そんな正義だの信仰だの愛だの憎悪だの俗な人間の恣意の前に見過ごされ軽んじられてしまいがちなリアルを見せられた気がしたのです。
そして、こちらの作品も、どこから見てもうっとりする映像美。
BVSCとはまた違ったラテンの哀愁漂うサウダージな色彩美という感じでした。
ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロの主役3人の迫真の演技も是非是非ゼヒ!の必見ものですよ。
うん、これは時間が経ったら、もう一度観てみよう。
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バイク乗ったりうまいもん食ったり本読んだり写真撮ったり音楽聴いたり旅人に憧れれつつ人生迷子中だったり。
お問い合わせは wanito.kagekisuあっとgmail.com まで
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