Middle Tempo Magic 月は出ているか

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というわけで。

世間では、いや、世間から遠い一部の世間では、今夜はえくりぷす祭りらしい。

が、しかし、我が家にあるレンズは最大でも換算105mmの中望遠。
トライしてみたものの、残念ながら、これでは月は豆粒です。
少なくとも300mm級が欲しいところ。

こんなに悔しい事はないんですが、たまごさんの中の人は昨日ボーナスが出たとは言え、僅かながらって感じなので、当分補強の予定はないのです。
そんなわけで、最近買ったCDなど。

うーん、残念。

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大好きな school food punishment のニューアルバム「How to go」とか。
(HPは音出ます、仕事サボリングな方は注意で)

同じく大好き、子供も生まれておめでとうだけどちょっとフクザツな気持ちの安藤裕子の「輝かしき日々」。

「How to go」は、フジテレビのアニメ「un-go」、「輝かしき日々」はNHKのドラマ「カレ、夫、男友達」番組の主題歌だそうですが、どちらもあまり観てなかったり。
NHKのは何回か見ました、夏帆が超絶かわいいです。
まあ、なんていうか、TVあんまり観ません。
あ、でもブラタモリは好き。

◆◆◆◆◇

「How to go」は、インストは最高に超々カッコイイのだけど、歌を入れるとどこか煮え切らない感じ。
もちろん悪くないのだけど、楽器隊の超絶変態度と比べてしまうと歌の進化が若干遅れているような。
前作のアルバム Prog-Roid もその傾向があったかなあ。
もっとはじけていいんだけどなあ。ぎょーって。
どうした、内村友美＞＜

でも、最初に言ったように、インストは最高に超々カッコイイ。
インストのみのトラックも入ってるので、それだけ聞くと、うわお・・・ってなる。

キーボーディスト的にはやはり蓮尾サンの音作りが、いやいや、山崎サンのラスボスとの戦いちっくなベースのムムイムイムイっぷりと、山崎サンのタイトなスネアの辛味が、いや、絡みが絶妙で、七色変化なプログレッシブな展開には驚きの連続、歌いだしのボーカルの息遣いには、まだ明けない夜の首都高を彷徨うような様を連想させ、思わずはっとさせられる・・・

って、あれ？
う、うん、まあ、ボーカルもフレーズも超かっこいいんだけどね、っていうかごめん、かっこよすぎ。
べ、べつに意地悪してるわけじゃないんだから＞＜

そんでもって、PVも彼らの世界観が表れていて、斜め上なスタイリッシュ加減が、これまたサイケなんです。
変っちゃ、変だし、曲とあってるのかとか、色々謎ですが、カッコイイ。
しかも Sony Music の公式アカウントから、発売前にPVがYoutubeにHDでupされるという神対応。
みなさん、蟹ですよ、蟹！

【Youtube】 scool food punishment 　" How to go"

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対する「素晴らしき日々」は母になったからか。
正常進化してニュー安藤裕子になってた。

この人は最初は歌が旨い！って感じとは違ってて、溺れてもがいてる風だったけど、ココロにぐっと爪あとを残すような、はたまた木々の隙間から差し込む光のような魅力があった。
でも、やっぱりだんだん旨くなってスッキリしてしまって、正直、最近ツマンナイなあとか言う気もしてたんだけど、今回は、おや？けっこういいんじゃない？
曲は初期のまったりダルさを取り戻しつつ、でも詩は前向き(ここが昔と一番違うなあ)、歌声は洗練されてステキだと思います。

それでは、たまごさんの中の人は、忘年会シーズンで疲れているので(酒弱い)、PVをあと10回観たらおやすみなさい。