Middle Tempo Magic
人混みの中に埋もれ埋もれ
ジャンバル・ジャンジャン
四大陸選手権の浅田真央のミラクルマオっぷりに感動した!
真央ちゃん派ではないのだけど、魅入ってしまった。
変な表現だけど、男前ですなあ。
ということとは関係なく。
昨日は映画「レ・ミゼラブル」を観てきた。
アン・ハサウェイ扮するファンティーヌが熱唱する「夢破れて」には身震いした。
悲壮な役作りのため激痩せして生歌で挑んだという執念とか
歌唱力はもちろんよかったのだけど、それ以上に自分の人生に身震いした。
変な表現みたいだけど、あの歌には、多くの名も無き人々が抱く
過ぎし日への郷愁が込められている気がして
ぐらんぐらんと魂が揺さぶられ、夜は眠れなくなってしまった。
映画『レ・ミゼラブル』予告編
真央ちゃん派ではないのだけど、魅入ってしまった。
変な表現だけど、男前ですなあ。
ということとは関係なく。
昨日は映画「レ・ミゼラブル」を観てきた。
アン・ハサウェイ扮するファンティーヌが熱唱する「夢破れて」には身震いした。
悲壮な役作りのため激痩せして生歌で挑んだという執念とか
歌唱力はもちろんよかったのだけど、それ以上に自分の人生に身震いした。
変な表現みたいだけど、あの歌には、多くの名も無き人々が抱く
過ぎし日への郷愁が込められている気がして
ぐらんぐらんと魂が揺さぶられ、夜は眠れなくなってしまった。
映画『レ・ミゼラブル』予告編
以下、例によって駄文なので、すり抜け推奨。
レ・ミゼラブルといえば、文豪ヴィクトル・ユーゴーの名著。
日本だと「ああ無情」邦題で訳書が出ているほか
「銀の燭台」のエピソードが、昔、小学校の道徳の教科書に載ってました。
(今の時間割には「道徳」ってないんでしたっけ?)
で、この映画は、それ元にしたミュージカルを元にしたミュージカル映画ですね。
レ・ミゼラブルは、私が生まれて初めて号泣した本だったりする。
小学校6年生の夏休みに、ちょこっと大きなうちに住んでいた
たまご少年は何故か卓球台の上に乗って、この本を読んでいた。
ジャン・バルジャン召される前、彼の歩んできた激動の人生の告白。
人を恨み呪う事しか知らなかった彼の魂が司祭に救われ
コゼットに出会って愛することと生きる悦びを知ったという人生観だけでも
幼心には琴線を弾くどころか、そのまま切られてしまったかのような衝撃を受けたのです。
それに、たぶん、コゼットの事を心から想って青臭いマリウス君に委ねる決断をした
父親としての気持ちへの感情移入の波状攻撃にやられたんだと思う。
が、逆にそのインパクトがとにかく大きかったので
今、改めて映画を観るまでは、良い意味でも悪い意味でも
そういう作品だとしか思ってなかったのです。
いざ自分が実際に歳食って、どん底ビンボーではないにしろ
独り者のしがないイチカイシャインの暮らしをしてみると、響いたところが違ってた。
国破れて山河在り的な気持ちが大きいというか。
小説とミュージカルという表現の手法の違いも大きかったのかなと思う。
冒頭に述べたように、夢やぶれてのシーンには深く共感したものの
かつて涙したラストシーンは単にあらすじ的な物語として
伝わってきてしまって少し醒めていたのかも。
あと、すごく面白いなあと感じたのが、映像だったという点。
外国映画に出てくる日本像が違和感たっぷりなのと同じで
日本人には19世紀のフランスがどんな感じかなんて全然わからないので
本で読んで頭に思い描いていた映像とは結構違ってました。
いずれにせよ、素晴らしく、魂に訴える作品であることは間違いなし。
ぜひ、劇場の迫力ある音響と大画面で楽しんでほしいですね。
レ・ミゼラブルといえば、文豪ヴィクトル・ユーゴーの名著。
日本だと「ああ無情」邦題で訳書が出ているほか
「銀の燭台」のエピソードが、昔、小学校の道徳の教科書に載ってました。
(今の時間割には「道徳」ってないんでしたっけ?)
で、この映画は、それ元にしたミュージカルを元にしたミュージカル映画ですね。
レ・ミゼラブルは、私が生まれて初めて号泣した本だったりする。
小学校6年生の夏休みに、ちょこっと大きなうちに住んでいた
たまご少年は何故か卓球台の上に乗って、この本を読んでいた。
ジャン・バルジャン召される前、彼の歩んできた激動の人生の告白。
人を恨み呪う事しか知らなかった彼の魂が司祭に救われ
コゼットに出会って愛することと生きる悦びを知ったという人生観だけでも
幼心には琴線を弾くどころか、そのまま切られてしまったかのような衝撃を受けたのです。
それに、たぶん、コゼットの事を心から想って青臭いマリウス君に委ねる決断をした
父親としての気持ちへの感情移入の波状攻撃にやられたんだと思う。
が、逆にそのインパクトがとにかく大きかったので
今、改めて映画を観るまでは、良い意味でも悪い意味でも
そういう作品だとしか思ってなかったのです。
いざ自分が実際に歳食って、どん底ビンボーではないにしろ
独り者のしがないイチカイシャインの暮らしをしてみると、響いたところが違ってた。
国破れて山河在り的な気持ちが大きいというか。
小説とミュージカルという表現の手法の違いも大きかったのかなと思う。
冒頭に述べたように、夢やぶれてのシーンには深く共感したものの
かつて涙したラストシーンは単にあらすじ的な物語として
伝わってきてしまって少し醒めていたのかも。
あと、すごく面白いなあと感じたのが、映像だったという点。
外国映画に出てくる日本像が違和感たっぷりなのと同じで
日本人には19世紀のフランスがどんな感じかなんて全然わからないので
本で読んで頭に思い描いていた映像とは結構違ってました。
いずれにせよ、素晴らしく、魂に訴える作品であることは間違いなし。
ぜひ、劇場の迫力ある音響と大画面で楽しんでほしいですね。
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ジャンバル・ジャンジャン
自分は原作を読んだこともなかったのと、
内容も全く知らなかったので
スッと入ってみることができました!
2012年で見た映画の中で一番良かったかなーと思ってます。
えっ?2012年は3本くらいしか映画見てませんですw はいw
内容も全く知らなかったので
スッと入ってみることができました!
2012年で見た映画の中で一番良かったかなーと思ってます。
えっ?2012年は3本くらいしか映画見てませんですw はいw
- まほん
- 2013/02/11(Mon)17:48:23
- 編集
ジャンバル・ジャンジャン
>まほんさん
本を読んだのがあまりに昔だったので、感じ方が違うなあとは思いつつ、やはり名作でしてね。
映像も迫力あってヨカッタです。
結構、ボケを演出にバンバン使うのが特徴的だなあとか、広角のときに建物の歪み方がすごいなあとか思ったり。
そういえば、今年の映画かと思ってたら昨年末からなのですね。
すごいロングラン!
本を読んだのがあまりに昔だったので、感じ方が違うなあとは思いつつ、やはり名作でしてね。
映像も迫力あってヨカッタです。
結構、ボケを演出にバンバン使うのが特徴的だなあとか、広角のときに建物の歪み方がすごいなあとか思ったり。
そういえば、今年の映画かと思ってたら昨年末からなのですね。
すごいロングラン!
ジャンバル・ジャンジャン
インプレ待ってました!!
月曜行こうかなと密かに企んでます。
小さいときの子供向けしか記憶にない物語なので新鮮さを求めてきます。
月曜行こうかなと密かに企んでます。
小さいときの子供向けしか記憶にない物語なので新鮮さを求めてきます。
- かじか
- 2013/02/17(Sun)01:26:56
- 編集
ジャンバル・ジャンジャン
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バイク乗ったりうまいもん食ったり本読んだり写真撮ったり音楽聴いたり旅人に憧れれつつ人生迷子中だったり。
お問い合わせは wanito.kagekisuあっとgmail.com まで
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