Middle Tempo Magic
人混みの中に埋もれ埋もれ
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ
人生最大体重更新中でズボンがパツパツ★セクシーになってしまっているのに・・・。
金曜日は不健康診断もとい健康診断だったのでどうしようって心配してたら、木曜日から風邪を引いてしまい。
血液に豚骨が出る心配なんて吹っ飛んで、ハッケッキューとか変なのでないかとか、そっちが心配・・・
みたいな事態になってもうた。
で、今日もアタマイタイので、そこそこにいい天気だったけど、家で大人しく。
そんなつぶやきとは関係がなく。
今日のお題は辻村美月センセイの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」。
が、しかし、GW前に読んだのに記事にするのを忘れていたので、読後のフレッシュな感想をすっかりロストしてしまった模様・・・。
何ゆえ思い出したのかというと、今日は家で大人しくってことで、映画「告白」をレンタルして観たのですね。
そしたら、あっ、ゼロハチゼロナナの主人公と同じ名前の娘が出てくるなあって。
他にも気持ちの悪い人間関係とかの印象が少しにていたので。
金曜日は不健康診断もとい健康診断だったのでどうしようって心配してたら、木曜日から風邪を引いてしまい。
血液に豚骨が出る心配なんて吹っ飛んで、ハッケッキューとか変なのでないかとか、そっちが心配・・・
みたいな事態になってもうた。
で、今日もアタマイタイので、そこそこにいい天気だったけど、家で大人しく。
そんなつぶやきとは関係がなく。
今日のお題は辻村美月センセイの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」。
が、しかし、GW前に読んだのに記事にするのを忘れていたので、読後のフレッシュな感想をすっかりロストしてしまった模様・・・。
何ゆえ思い出したのかというと、今日は家で大人しくってことで、映画「告白」をレンタルして観たのですね。
そしたら、あっ、ゼロハチゼロナナの主人公と同じ名前の娘が出てくるなあって。
他にも気持ちの悪い人間関係とかの印象が少しにていたので。
◆◆◆◆◇
異常なまでに「仲が良い」母と娘のチエミ。
実態は過保護な母と30代にもなって親離れ出来ない娘の共依存ともいえる関係だったのだが、ある日、娘は母を殺して失踪する。
彼女の友人である主人公みずほは、彼女の行方と、事件の真相を追おうとする・・・。
というお話。
◆◆◆◆◇
本作品は、殺人事件を扱うのだけど、話の中心は、失踪した彼女の人間関係。
そこに描かれるのは、グループ内での女子達の本音なのですね。
子供頃は仲良く遊んでいた仲間も、大人になり、それぞれの道を歩むようになるにつれて、多くは疎遠になっていきます。
家の事情とか個人の能力は二の次で、同じ目線の「オトモダチ」でいられたのに、様々な格差も生まれていく。
いや、気が付いてなかっただけで、最初からそこにあったものだと気が付く、というべきか。
子供は、トロいとか、気が弱いとか、ウンコ漏らしたとか、どうでもいい理由で遊びにイジメたりしますけど、大人になるにつれて基本的に、表面的なイジメってなくなるじゃないですか。
大人は表立ってイジメはしないけど、そのかわり、個人の持つ能力の差が詳らかにされ、圧倒的な現実となって残酷に突きつけられる。
そんな中で、特に自分自身で決め、社会の荒波を自立航行出来る能力を有するかは、立ち位置に関わらず、命運を分ける最大のファクターだと思うのです。
要するに全ての結果は自らが導き出したものなのだ。
◆◆◆◆◇
などなど、だらだら書いてみたけど、正直、この作品読んだ幼児当時、これといった感想がなかった。
さっき、告白を観て思い出したとか書いたけど、ウソです。
あまりにも生々しい女子トークが気持ち悪いだけで、それほど面白いとは思えなかった。
でも、殻を破れない弱い心を抉るように描いた作品ってのは、とても好きだったりする。
大部分を占める居心地の悪さも、もちろん辻村美月にコントロールされたものではあるんだろうけど、もう少し、気持ちの良い読後感が得られるようなお話が良かった。
根本的には、全ての人に通じる話なんだろうけど、あまり女性寄りにされてしまうと、やっぱり馴染めないとか、直感的によくわかんないなあと・・・。
(この作品が、そういうテーマで書かれたのかは知らないけど)
そうだ、最終章。
目下失踪中のチエちゃんの現在にフォーカスします。
精神的に逃げて逃げて逃げまくっている過去の彼女は、到底好きになれないタイプなのだけど、最終章に出てくる、物理的にラナウェイしてきた彼女は結構好きだなあと感じるから不思議。
脳内では「おやすみプンプン」の翠さんの姿で再生され・・・ってどうてもいいか。
異常なまでに「仲が良い」母と娘のチエミ。
実態は過保護な母と30代にもなって親離れ出来ない娘の共依存ともいえる関係だったのだが、ある日、娘は母を殺して失踪する。
彼女の友人である主人公みずほは、彼女の行方と、事件の真相を追おうとする・・・。
というお話。
◆◆◆◆◇
本作品は、殺人事件を扱うのだけど、話の中心は、失踪した彼女の人間関係。
そこに描かれるのは、グループ内での女子達の本音なのですね。
子供頃は仲良く遊んでいた仲間も、大人になり、それぞれの道を歩むようになるにつれて、多くは疎遠になっていきます。
家の事情とか個人の能力は二の次で、同じ目線の「オトモダチ」でいられたのに、様々な格差も生まれていく。
いや、気が付いてなかっただけで、最初からそこにあったものだと気が付く、というべきか。
子供は、トロいとか、気が弱いとか、ウンコ漏らしたとか、どうでもいい理由で遊びにイジメたりしますけど、大人になるにつれて基本的に、表面的なイジメってなくなるじゃないですか。
大人は表立ってイジメはしないけど、そのかわり、個人の持つ能力の差が詳らかにされ、圧倒的な現実となって残酷に突きつけられる。
そんな中で、特に自分自身で決め、社会の荒波を自立航行出来る能力を有するかは、立ち位置に関わらず、命運を分ける最大のファクターだと思うのです。
要するに全ての結果は自らが導き出したものなのだ。
◆◆◆◆◇
などなど、だらだら書いてみたけど、正直、この作品読んだ幼児当時、これといった感想がなかった。
さっき、告白を観て思い出したとか書いたけど、ウソです。
あまりにも生々しい女子トークが気持ち悪いだけで、それほど面白いとは思えなかった。
でも、殻を破れない弱い心を抉るように描いた作品ってのは、とても好きだったりする。
大部分を占める居心地の悪さも、もちろん辻村美月にコントロールされたものではあるんだろうけど、もう少し、気持ちの良い読後感が得られるようなお話が良かった。
根本的には、全ての人に通じる話なんだろうけど、あまり女性寄りにされてしまうと、やっぱり馴染めないとか、直感的によくわかんないなあと・・・。
(この作品が、そういうテーマで書かれたのかは知らないけど)
そうだ、最終章。
目下失踪中のチエちゃんの現在にフォーカスします。
精神的に逃げて逃げて逃げまくっている過去の彼女は、到底好きになれないタイプなのだけど、最終章に出てくる、物理的にラナウェイしてきた彼女は結構好きだなあと感じるから不思議。
脳内では「おやすみプンプン」の翠さんの姿で再生され・・・ってどうてもいいか。
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バイク乗ったりうまいもん食ったり本読んだり写真撮ったり音楽聴いたり旅人に憧れれつつ人生迷子中だったり。
お問い合わせは wanito.kagekisuあっとgmail.com まで
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