Middle Tempo Magic RDG

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「レッドデータガール」(以下RDG)シリーズの
第1作目「はじめてのお使い」を読みました。

舞台は2004年に世界遺産になった熊野古道。
玉倉神社の一人娘の泉水子は、内気な中学生なのだけど
実は山の神様が降りて来てありがたいお言葉とかを頂けちゃう
霊媒だか巫女だかの体質の血筋でして。

本人はまだその能力に気が付いていないのだが
シシュンキの新たな自我の芽生えに呼応したのかなんだか
身の回りに不思議なことが色々と起こるようになってきまして。

修学旅行先の東京で起こる魔物的な存在との遭遇とかを経て
徐々に自分の一族の秘密が明かされたり、能力が開放されはじめたり。

そして、ひょんな縁から次作からは
幼馴染の深雪と共に東京の高校に進学するのだそうな。

という、萩原規子先生の和風？ファンタジーなこの作品。
アニメとか漫画にもなって人気だそうなのですが、読んだのは原作小説のほう。

すごい感動とか興奮とか目新しさとかは感じなかったけど
読みやすいし、キャラ立てもよろしく、なかなか面白かったです。
今回のは完全にシリーズ導入部分という体だったので、これらかなのかな。

続きも読みたいけど、久しぶりに出た「十二国記」の新刊を
じっくり堪能中なので、また今度ですかね。
あ、そういえばRDGは語り口がちょいと綾辻行人っぽい感じも。

ちなみに本に挟まっていたアニメとか漫画の広告は絵柄がちょっと
抵抗あるというかぶっちゃけ嫌いというか・・・。

でも、この作品を知ったのは2chの酷道系のスレで
「奈良から紀伊半島の中津川へ行くより静岡に行くほうが早い」
というネタがあって、そこにアニメの話が出ていたからなのですよ。
タイトルにインパクトがあるなあって・・・。

紀伊半島はでかい上に、大変辺鄙な場所、下手すれば北海道よりも田舎で
小さいタンクのバイクが足を踏み入れるのは自殺行為だとか揶揄されることもあり。
国道425号は酷道ファン垂涎の鉄板ロードであるだけでなく
小説の舞台となったようなとんでもない深い山にポツンと神社があったり
そこから見える星空がサイコーだったり林道があったり
謎のコンビニ「モーソン」があったりと、とても楽しいらしい。
実はゴールデンウィークは四国に行くか、紀伊半島に行くか、迷いました。

中津川っていうと、R1000で単独事故った苦い思い出もあって
いつかリベンジしたいなあとも思ってます。
って、後半、バイクの話になってしもうた。

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RDG

おー、RDG、文庫になったら読もうかなーと思ったまま忘れてた！
そして荻原規子さんの本だったのですね…。読もうと思ってた割に作者はチェックして無かったという…(笑)。
荻原規子さんと言えば勾玉シリーズ面白かったなぁ。
これは読むしかナーイ！思い出させてくれて感謝です、近い内に調達してきます！(^-^)

kuma
2013/07/25(Thu)20:07:26
編集

Re:RDG

おー、ご存知でしたか。
私は萩原規子センセは初めてでした。
なんとなくネギマとかネルフの人っぽいキャラ、要するに理不尽に強いオジサン枠が充実してたり、やたらカッコイイ男の子が出てきます。
ジャンル問わず、キャラ萌えできるかが、ポイントだったりしますけど、主人公のオンナノコは、ちょっともどかしくて嫌いなタイプだったりします(^-^;

たまご
2013/07/25 23:40

RDG

ん？一瞬RPGに見えてしまいました（老眼）
紀伊半島いいですよね～
私もじっくりと行ってみたいと思っています^o^

まさくん
2013/07/25(Thu)23:29:38
編集

Re:RDG

ある意味、紀伊半島に足を踏み入れればRPGの世界を味わえるかも！
中津川のほうにいくと、国道のくせにそこらの舗装林道よりも険しくて
何倍も時間がかかるとかいう道があって、何も知らずにバイクで迷い込み、
転倒、携帯も通じず夜間通行止めなので朝まで一人で夜を明かしたという
恐怖体験をした知人がいます・・・。

たまご
2013/07/26 00:01