Middle Tempo Magic
人混みの中に埋もれ埋もれ
GSX-RにACC電源をつけるの巻
今夜のMotoGP@ムジェロは文字通り息が止まる熱戦で
今年のベストバウトにノミネート間違い無しな感じでした。
最後ちょっと惜しかったけど強いロレさんが帰ってきて嬉しいです。
ということは関係なく。
北海道ツーリングレポに一ヶ月近く要してしまったので
ブログのネタが天高く溜まっていまにも崩れ出しそうです。
もとい面倒くさくてお蔵入りしちゃう><
そんなわけで。
色々あるのだけど、まずはななはんさんこと GSX-R750 K9 から
DCステーションとリレーを使ってACC電源
(キーと連動して通電するアクセサリー用電源のこと)
を取れるようにしてみた件。
スマホやバイク用ナビが普及した現在、電源取り出してなんて当たり前なので
記事の需要があるのかという意味でもイマサラ感満載な上に
デビュー6年目、走行距離は6万6千Kmを越えたご老体をいじくり回して
イマサラ感に溢れてますけど、貧乏性で遅刻性の私は何をするのもだいたい
今更なことが多いのでいいのです。はい。
◆◆◆◆◆
今回用意したのは、バイク用シガーソケット電源で定番の
ニューイング「DCステーション」シリーズのUSBプラス。
これは、シガーソケット電源(12V×10A=120W)に、USB電源(5V×1A=5A)が付いた製品。
他にもシガーソケットだけ(USBなし)とか、USBだけ(シガソケなし)の製品がありますが
スマホの充電にUSB、ラップタイマーでシガソケがいるので、このUSBプラスをチョイス。
が、そこは電気に弱いたまごさん。
買った後に、電装とか詳しそうな某青いバイクの人に聞いたところによると
スマホは2A取れるやつじゃないと充電速度が出なくて厳しいらしい。
たしかにクルマでナビ使いながらだと充電が追いつかないことがあるね。
っていうかよくあるね(汗)
そっかー、よく考えたらシガソケだけのやつにUSB変換ソケットを使うのが
コンパクトだし、安いしで、ベストソリューションだった気がする。
USB変換ソケットなら既に2A出力のをクルマ用に持っているし・・・。
が、買ってしまったから仕方がない。
気を取り直して、これを使う事にします。
◆◆◆◆◆
あと、もうひとつ注意点。
電源が同じでもUSBケーブルが急速充電対応か否かによって
充電速度が全然異なるそうです。
私のXperiaの場合、[設定]→[電池]の画面で見ると同じ電源でも
急速充電対応のケーブル(モバイルバッテリーに付属してた)の場合は
充電中はACと表示されるのに対し、非対応だと[USB]と表示されるっぽい。
ほかにも、ケーブルの太さ等で差は出るようですが。
◆◆◆◆◆
前置きが長くなりましたので、さくさくと作業メモを。
DCステーションのパッケージ裏面を見てわかる通り、見事にバッチョクです。
ACC推奨とか書いてあるけど、普通はバイクにそんなものないし。
シガー電源をバッテリーに直接繋ぐのは作業が簡単な反面、
キーオフ時に電装品を繋ぎっぱなしにしてバッテリーが上がってしまうという
という問題がある、という意見をよく聞きます。
が、それよりもなによりも、駐輪中にイタズラされたり
何かの拍子にソケットのカバーが外れてゴミでも入って
ショートする危険性のが怖い気がします。(そんなこと起こらないか?)
ま、ラップタイマーはバッテリー直でやってきましたけど
シガーソケットはゴムキャップはめて、メーター裏に隠してあるラップタイマーの
電源コネクタよりもだいぶ目立つからね・・・。
そこで、ヘッドライト等のコードをひん剥いてキーと連動した
電源を取り出す方法が良く使われますが、コードに傷つけるのはなるべく避けたい。
それに仮に消費電力が大きいものを繋いだときの容量が気になります。
他にもヒューズに電源取り出し用のコードが付いたヒューズ電源なんて製品もありますが
ヒューズボックスの蓋がしまらないから加工しないとダメだし、容量の問題が解決しません。
◆◆◆◆◆
そんなわけで、ぐぐったりして調べた結果、
多少、余分にお金と手間がかかるけど、リレーを使う方法を採用。
リレーは要するに電動のスイッチです。
キーと連動している電源を使ってリレーの開閉を行なうことで
バッテリー直と同じ電力を取り出せるので
正真正銘のACC専用の電源が出来たことになります。
リレーの開閉に用いる電力は僅かなので
ヘッドライト等から取り出しても容量の問題はまったくありません。
リレーはエーモンから何種類か出てますが、今回は最大20AのNo.1245を購入。
仕組みは写真の「大解剖!」がわかりやすいですね。
キーと連動する電源って。
えー? 結局、コードを傷つけるんじゃん。
それは、まあ、その通りだけど・・・
既にETCの電源がウィンカーのコードから取っているので、それを拝借。
なので、新たにコードを傷つけることはしないで済みます。
というか、話の順番が逆で、自分のK9 (2009年式)の場合
ETCの電源を取っている場所を調べたら、下の写真のようにヒューズボックスから出ている
「オレンジ+緑」の線に溶接してビニールテープが巻いてあり
サービスマニュアルで調べたら、ウィンカーでした。
K8-L0(2008年~2010年式のR600/R750は共通でしょう、たぶん)
なお、お隣の「オレンジ+赤」の線にもビニールテープが巻かれていますが
そちらはサービスマニュアルによればファンのコードの模様。
レッ○バロンにETC取り付けを頼んだときに
間違えたんでしょうけどファンだとダメなのかな?
それはべつに構わないんだけど、ちゃんと報告してほしい。
仮にも純正のハーネスを間違えて傷つけしまっているんだから・・・。
これだからいい加減なバイク屋さんは信用できなくなってしまう。
◆◆◆◆◆
で、このような回路(?)を作成しました。
ETCの電源を取り出していた部分をリレーのON/OFFに使い
ETCは新たに作ったACC電源から取り出すようになってます。
注意点は、コネクターが引っこ抜けたときにショートしないように
プラス側がメスのコギボシになるようにすること、らしい。
ヒューズはリレーが最大20Aなので何も考えずに20Aにしたけど
仮にそんな消費電力のでかいもの繋がれてもバッテリーが悲鳴を上げちゃうだろうから
もっと小さいほうが良かったかしら・・・。
まあ、シガーソケットには10A、ETCに0.5Aのヒューズが入ってるのでいいか。
20Aのヒューズ買っちゃったし。
◆◆◆◆◆
最初にバッテリーをマイナス端子、プラス端子の順で外したら
うっかり接触するのが怖いのでバッテリーを撤去。
で、ウインカー用の「オレンジ+緑」色の線から出ていた
ETCのコードをちょん切ってメスのギボシを装着します。
ETCの電源コードにはメスのギボシを装着。
DCステーションのプラス電源は鍬形端子なのでちょん切って・・・
オス型のギボシに換装しちゃいます。
あとはギボシを全部接続して、最後にリレーをバッテリーのプラス端子、
マイナス端子の順に接続したら配線は出来上がり。
DCステーションのコードはコルゲートチューブで保護して
ETCのコードや純正ハーネスと一緒にフレームに沿わせ、
メーターの横にマジックテープでソケットを装着。
両面テープが付属していますが、メンテの時や、コネクタの抜き差し時に
シガーソケットが外せたほうがいいので・・・。
やっぱりシガーソケットのみのタイプと比較してUSBプラスは僅かながら大きいので
雨に濡れない様にカウル内で、ハンドルを切っても当たらなくて
運転の邪魔にならなくて、見た目がダサくないという条件を満たそうとすると
GSX-Rの猫の額より狭いメーター&ハンドル周りでの場所決めには難儀しました。
この位置もギリだなあ・・・。
クルマに使っているUSBソケットをシガーソケットに挿して
キーのON/OFFと連動して通電するのを確認。ETCの通電も確認
◆◆◆◆◆
後日、USB給電でもスマホでGPSのログ記録しながら
もりもり充電されるのを確認できました。
とりあえず、これでツーレポの地図を作る手間が省けますし
ロングツーリング中にスマホのバッテリーを気にする必要もなくなります。
何故もっと早くやらなかったのか、ほんとうに謎。
ナビ使用時に充電が追いつくか否かは、ツーリングではナビ使わない派だから試してないです。
とか孤高ぶっていざと言うときに使えないと困るので、今度試してみよう・・・。
今回用意したのは、バイク用シガーソケット電源で定番の
ニューイング「DCステーション」シリーズのUSBプラス。
これは、シガーソケット電源(12V×10A=120W)に、USB電源(5V×1A=5A)が付いた製品。
他にもシガーソケットだけ(USBなし)とか、USBだけ(シガソケなし)の製品がありますが
スマホの充電にUSB、ラップタイマーでシガソケがいるので、このUSBプラスをチョイス。
が、そこは電気に弱いたまごさん。
買った後に、電装とか詳しそうな某青いバイクの人に聞いたところによると
スマホは2A取れるやつじゃないと充電速度が出なくて厳しいらしい。
たしかにクルマでナビ使いながらだと充電が追いつかないことがあるね。
っていうかよくあるね(汗)
そっかー、よく考えたらシガソケだけのやつにUSB変換ソケットを使うのが
コンパクトだし、安いしで、ベストソリューションだった気がする。
USB変換ソケットなら既に2A出力のをクルマ用に持っているし・・・。
が、買ってしまったから仕方がない。
気を取り直して、これを使う事にします。
◆◆◆◆◆
あと、もうひとつ注意点。
電源が同じでもUSBケーブルが急速充電対応か否かによって
充電速度が全然異なるそうです。
私のXperiaの場合、[設定]→[電池]の画面で見ると同じ電源でも
急速充電対応のケーブル(モバイルバッテリーに付属してた)の場合は
充電中はACと表示されるのに対し、非対応だと[USB]と表示されるっぽい。
ほかにも、ケーブルの太さ等で差は出るようですが。
◆◆◆◆◆
前置きが長くなりましたので、さくさくと作業メモを。
DCステーションのパッケージ裏面を見てわかる通り、見事にバッチョクです。
ACC推奨とか書いてあるけど、普通はバイクにそんなものないし。
シガー電源をバッテリーに直接繋ぐのは作業が簡単な反面、
キーオフ時に電装品を繋ぎっぱなしにしてバッテリーが上がってしまうという
という問題がある、という意見をよく聞きます。
が、それよりもなによりも、駐輪中にイタズラされたり
何かの拍子にソケットのカバーが外れてゴミでも入って
ショートする危険性のが怖い気がします。(そんなこと起こらないか?)
ま、ラップタイマーはバッテリー直でやってきましたけど
シガーソケットはゴムキャップはめて、メーター裏に隠してあるラップタイマーの
電源コネクタよりもだいぶ目立つからね・・・。
そこで、ヘッドライト等のコードをひん剥いてキーと連動した
電源を取り出す方法が良く使われますが、コードに傷つけるのはなるべく避けたい。
それに仮に消費電力が大きいものを繋いだときの容量が気になります。
他にもヒューズに電源取り出し用のコードが付いたヒューズ電源なんて製品もありますが
ヒューズボックスの蓋がしまらないから加工しないとダメだし、容量の問題が解決しません。
◆◆◆◆◆
そんなわけで、ぐぐったりして調べた結果、
多少、余分にお金と手間がかかるけど、リレーを使う方法を採用。
リレーは要するに電動のスイッチです。
キーと連動している電源を使ってリレーの開閉を行なうことで
バッテリー直と同じ電力を取り出せるので
正真正銘のACC専用の電源が出来たことになります。
リレーの開閉に用いる電力は僅かなので
ヘッドライト等から取り出しても容量の問題はまったくありません。
リレーはエーモンから何種類か出てますが、今回は最大20AのNo.1245を購入。
仕組みは写真の「大解剖!」がわかりやすいですね。
キーと連動する電源って。
えー? 結局、コードを傷つけるんじゃん。
それは、まあ、その通りだけど・・・
既にETCの電源がウィンカーのコードから取っているので、それを拝借。
なので、新たにコードを傷つけることはしないで済みます。
というか、話の順番が逆で、自分のK9 (2009年式)の場合
ETCの電源を取っている場所を調べたら、下の写真のようにヒューズボックスから出ている
「オレンジ+緑」の線に溶接してビニールテープが巻いてあり
サービスマニュアルで調べたら、ウィンカーでした。
K8-L0(2008年~2010年式のR600/R750は共通でしょう、たぶん)
なお、お隣の「オレンジ+赤」の線にもビニールテープが巻かれていますが
そちらはサービスマニュアルによればファンのコードの模様。
レッ○バロンにETC取り付けを頼んだときに
間違えたんでしょうけどファンだとダメなのかな?
それはべつに構わないんだけど、ちゃんと報告してほしい。
仮にも純正のハーネスを間違えて傷つけしまっているんだから・・・。
これだからいい加減なバイク屋さんは信用できなくなってしまう。
◆◆◆◆◆
で、このような回路(?)を作成しました。
ETCの電源を取り出していた部分をリレーのON/OFFに使い
ETCは新たに作ったACC電源から取り出すようになってます。
注意点は、コネクターが引っこ抜けたときにショートしないように
プラス側がメスのコギボシになるようにすること、らしい。
ヒューズはリレーが最大20Aなので何も考えずに20Aにしたけど
仮にそんな消費電力のでかいもの繋がれてもバッテリーが悲鳴を上げちゃうだろうから
もっと小さいほうが良かったかしら・・・。
まあ、シガーソケットには10A、ETCに0.5Aのヒューズが入ってるのでいいか。
20Aのヒューズ買っちゃったし。
◆◆◆◆◆
最初にバッテリーをマイナス端子、プラス端子の順で外したら
うっかり接触するのが怖いのでバッテリーを撤去。
で、ウインカー用の「オレンジ+緑」色の線から出ていた
ETCのコードをちょん切ってメスのギボシを装着します。
ETCの電源コードにはメスのギボシを装着。
DCステーションのプラス電源は鍬形端子なのでちょん切って・・・
オス型のギボシに換装しちゃいます。
あとはギボシを全部接続して、最後にリレーをバッテリーのプラス端子、
マイナス端子の順に接続したら配線は出来上がり。
DCステーションのコードはコルゲートチューブで保護して
ETCのコードや純正ハーネスと一緒にフレームに沿わせ、
メーターの横にマジックテープでソケットを装着。
両面テープが付属していますが、メンテの時や、コネクタの抜き差し時に
シガーソケットが外せたほうがいいので・・・。
やっぱりシガーソケットのみのタイプと比較してUSBプラスは僅かながら大きいので
雨に濡れない様にカウル内で、ハンドルを切っても当たらなくて
運転の邪魔にならなくて、見た目がダサくないという条件を満たそうとすると
GSX-Rの猫の額より狭いメーター&ハンドル周りでの場所決めには難儀しました。
この位置もギリだなあ・・・。
クルマに使っているUSBソケットをシガーソケットに挿して
キーのON/OFFと連動して通電するのを確認。ETCの通電も確認
◆◆◆◆◆
後日、USB給電でもスマホでGPSのログ記録しながら
もりもり充電されるのを確認できました。
とりあえず、これでツーレポの地図を作る手間が省けますし
ロングツーリング中にスマホのバッテリーを気にする必要もなくなります。
何故もっと早くやらなかったのか、ほんとうに謎。
ナビ使用時に充電が追いつくか否かは、ツーリングではナビ使わない派だから試してないです。
とか孤高ぶっていざと言うときに使えないと困るので、今度試してみよう・・・。
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この記事にコメントする
GSX-RにACC電源をつけるの巻
20Aか・・・炊飯器とドライヤーは同時使用しないように・・・。
- tkj
- 2014/06/02(Mon)21:21:19
- 編集
GSX-RにACC電源をつけるの巻
>tkjさん
炊飯器とドライヤー、その発想はなかった!
たしかシガーソケットで使える冷蔵庫もありましたね。
お土産のチョコを融かさずに運べますね。
炊飯器とドライヤー、その発想はなかった!
たしかシガーソケットで使える冷蔵庫もありましたね。
お土産のチョコを融かさずに運べますね。
- たまご
- 2014/06/03(Tue)08:22:40
- 編集
GSX-RにACC電源をつけるの巻
試しにどこか一緒にいきませう!
っても、Vすとちゃん今、足回り外れてリンク回りもバラけてますが・・。
フォークオイル交換とかグリスアップして、組み直したら
試しヴァシリにお付き合い願えれば幸いでし。
っても、Vすとちゃん今、足回り外れてリンク回りもバラけてますが・・。
フォークオイル交換とかグリスアップして、組み直したら
試しヴァシリにお付き合い願えれば幸いでし。
- あぉま
- 2014/06/04(Wed)14:23:37
- 編集
GSX-RにACC電源をつけるの巻
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