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チーム・バチスタの栄光

ドラマ&映画化もされた大人気の
病院ミステリーシリーズの第一段

海堂尊センセイの 「チーム・バチスタの栄光」

を今更ながら読んだです。


20101120.jpg



ちなみに。

病院が舞台とはいえ、主人公の田口公平センセイは
ビシビシとブラックジャック張りの天才的なメス裁きを見せる
天才外科医でもなんでもなく・・・。

グッチー、行灯先生などと揶揄され
クレイマー紛いの患者さんのグチを聞くのがお仕事という
出世コースから外れたなんとも冴えない独身四十路男。
(が、おばちゃんやおばあちゃんには大人気!)


そんなグッチーに、ある日、災いが降りかかる。

「とある外科医の手術で発生している連続不審死の内部調査をして欲しい」

と院長直々に依頼されてしまうのだ。
くだんの外科医というのが、バチスタ手術という心臓手術において
奇跡の連続成功を誇ってきたアメリカ帰りの天才、桐生恭一。

完璧であったはずの彼の手技に異変があったのか?
はたまた、術死に見せかけた、殺人事件なのか?

と、物語は、終始緊迫したムードで展開され・・・
なんていうことはほとんどなく、行灯先生よろしく
どこか気の抜けた雰囲気で語られるのです。
が、そこに見え隠れする、高度な心理戦!

あっと言わせる膂力に溢れた文章というわけでもなく
どこかちょっと何か物足りない感じもするのだけど
なかなか面白かったなあと思います。

とりあえずシリーズ続編の
「ナイチンゲールの沈黙」と「ジェネラル・ルージュの凱旋」も大人買い。
手にとって間違いなし! なのは確かだと思います。


ところで。

映画だと、田口先生は竹内結子なのね。
そうなのです、女性になってる。
もう一人の主人公、白鳥が阿部寛。

このキャスティングのイメージが強かったから
オイオイ、男なのかよ? とビックリする気持ちも。
もし、男のままなら、絶対に堺雅人だと思ったのだけど
ドラマ版では伊藤淳史らしい。
ん、まあそれもアリかな・・・?
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