Middle Tempo Magic
人混みの中に埋もれ埋もれ
HANA-BI
隣の部屋のギャルっぽい年増のお姉さんが引っ越していきました。
という話は先日したけど、今度はそれよりもだいーぶ若い
女子大生ぐらいのかわいらしいお嬢さんが引っ越してきまして
ご丁寧にお菓子を持って挨拶に来てくれました。
しかも姉妹ですって?!
が、駄菓子菓子!
(別にお菓子が駄菓子だったわけじゃなくて)
ワタクシ、正直言って迷惑です><
これじゃあ、休日におちおち、ひげボーボーのぼさぼさヘアーで
ぼろいジャージ着てサンダル眼鏡姿で自販機にも行けないじゃない!
って、完全に言いがかりだけどさ、やっぱり男の人の方が気兼ねしなくていいじゃんね。
という話とは全く関係なくて。
イマサラですけど、北野武の映画の「HANA-BI」を観たです。
という話は先日したけど、今度はそれよりもだいーぶ若い
女子大生ぐらいのかわいらしいお嬢さんが引っ越してきまして
ご丁寧にお菓子を持って挨拶に来てくれました。
しかも姉妹ですって?!
が、駄菓子菓子!
(別にお菓子が駄菓子だったわけじゃなくて)
ワタクシ、正直言って迷惑です><
これじゃあ、休日におちおち、ひげボーボーのぼさぼさヘアーで
ぼろいジャージ着てサンダル眼鏡姿で自販機にも行けないじゃない!
って、完全に言いがかりだけどさ、やっぱり男の人の方が気兼ねしなくていいじゃんね。
という話とは全く関係なくて。
イマサラですけど、北野武の映画の「HANA-BI」を観たです。
◆◆◆◆◇
お姉さんの話で疲れたので、本編はさくっと行きましょう。
内容に突っ込み過ぎてもこれから観たい人が迷惑しちゃうし
鬱陶しいと思うので3行で話すと、っていうか、既に3行使ってますけど
刑事の西サンの奥さんの余命が残り少なくなったりヤクザに同僚が撃たれ
再起不能になったり亡くなったりしたのがきっかけで、自分も引退して旅に出るんですね。
奥さんと二人で車に乗って日本中あちこちと。お、3行だ。
北野映画の代名詞のキタノブルーが鮮烈で印象的だったり
私が好きな大杉レンレンが撃たれて車椅子になって家族にも捨てられ人生に絶望したけど
絵を描くことに悦びを見出して復活するところだったり
岸本加代子の眉毛が太くて時代を感じるなあとか見所はいっぱい(眉毛は違うか)。
けど、やっぱりずばっと来るのは、あの生き方。あの愛。
奥さんに寄り添う西を見て、元同僚の寺島進が言うんです。
俺にはあの生き方はできないよ・・・と。
うむ、私にも出来ないよ。
正直、わかんない。
作品として訳がわからない、サッパリ理解不能!
という意味ではなくて、実感が伴なわないというか。
私は、そんな風に他人(敢えて近しい人も他人と称してみた)を大切には思えないし
たいして興味もないし、そんなに愛されたいとか想像出来ないし。
語弊がある言い方をすると、正直どちらも鬱陶しくてぞっとするというか。
けど、サビシイはサビシイよね。
ま、これも正直な気持ちでもあるか。
それにあんな潔くもなれないしさ。
全編を通して刮目せよって感じの緊張感溢れる内容。
ヤクザ映画のドンドンパチパチってアクションちっくな緊張感とはまた別で。
この人コワレチャウんじゃないかって、常に危うい気持ちにさせられる。
とても日本的な美意識に溢れた素晴らしい作品だったと思います。
ぜひ、衝撃のラストまで、気を抜かないで、観てもらいたいと思う。
お姉さんの話で疲れたので、本編はさくっと行きましょう。
内容に突っ込み過ぎてもこれから観たい人が迷惑しちゃうし
鬱陶しいと思うので3行で話すと、っていうか、既に3行使ってますけど
刑事の西サンの奥さんの余命が残り少なくなったりヤクザに同僚が撃たれ
再起不能になったり亡くなったりしたのがきっかけで、自分も引退して旅に出るんですね。
奥さんと二人で車に乗って日本中あちこちと。お、3行だ。
北野映画の代名詞のキタノブルーが鮮烈で印象的だったり
私が好きな大杉レンレンが撃たれて車椅子になって家族にも捨てられ人生に絶望したけど
絵を描くことに悦びを見出して復活するところだったり
岸本加代子の眉毛が太くて時代を感じるなあとか見所はいっぱい(眉毛は違うか)。
けど、やっぱりずばっと来るのは、あの生き方。あの愛。
奥さんに寄り添う西を見て、元同僚の寺島進が言うんです。
俺にはあの生き方はできないよ・・・と。
うむ、私にも出来ないよ。
正直、わかんない。
作品として訳がわからない、サッパリ理解不能!
という意味ではなくて、実感が伴なわないというか。
私は、そんな風に他人(敢えて近しい人も他人と称してみた)を大切には思えないし
たいして興味もないし、そんなに愛されたいとか想像出来ないし。
語弊がある言い方をすると、正直どちらも鬱陶しくてぞっとするというか。
けど、サビシイはサビシイよね。
ま、これも正直な気持ちでもあるか。
それにあんな潔くもなれないしさ。
全編を通して刮目せよって感じの緊張感溢れる内容。
ヤクザ映画のドンドンパチパチってアクションちっくな緊張感とはまた別で。
この人コワレチャウんじゃないかって、常に危うい気持ちにさせられる。
とても日本的な美意識に溢れた素晴らしい作品だったと思います。
ぜひ、衝撃のラストまで、気を抜かないで、観てもらいたいと思う。
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空気と構図
北野武監督の映画は自分の中ではこの作品までで完結してしまってるけど、
人と人との距離感とか空気とか、
前編に漂う緊張感、構図がすごく好きだったんだよね。
今はあえてこれらの作品で用いていた手法を壊すことを意識的にしてるけど、
悪くはないけど、
突き刺さるものもないというか...
それでも期待しちゃうんだけど...
人と人との距離感とか空気とか、
前編に漂う緊張感、構図がすごく好きだったんだよね。
今はあえてこれらの作品で用いていた手法を壊すことを意識的にしてるけど、
悪くはないけど、
突き刺さるものもないというか...
それでも期待しちゃうんだけど...
- yuuki
- 2011/03/10(Thu)19:57:58
- 編集
HANA-BI
>yuukiさん
こんばんわ。
そうそう、空気!
カッコイイの正体をずっと何かなあと考えていたのですけど、それです。
私も空気感が伝わる写真が撮りたい。
何気に自分が初めに北野武映画に興味を持ったのもyuukiさんが、好きだと言ってたのがきっかけなんです(笑)
おっしゃるとおりHANA-BIは一つの最高峰なんじゃないでしょうか。
そしたら作り手としては次は、ってなるでしょうし、その後の作品も好きですよ。
特にドールズの色彩には目を見張るものがあったと思います。
あと、先日もちょっと書きましたが、アウトレイジ。
あれはクルマの描き方がかっこ良くてかっこ良くて・・・。
(まさに空気が肌で感じ取れる絵でした)
って、見るポイントがずれてるかな(^-^;
こんばんわ。
そうそう、空気!
カッコイイの正体をずっと何かなあと考えていたのですけど、それです。
私も空気感が伝わる写真が撮りたい。
何気に自分が初めに北野武映画に興味を持ったのもyuukiさんが、好きだと言ってたのがきっかけなんです(笑)
おっしゃるとおりHANA-BIは一つの最高峰なんじゃないでしょうか。
そしたら作り手としては次は、ってなるでしょうし、その後の作品も好きですよ。
特にドールズの色彩には目を見張るものがあったと思います。
あと、先日もちょっと書きましたが、アウトレイジ。
あれはクルマの描き方がかっこ良くてかっこ良くて・・・。
(まさに空気が肌で感じ取れる絵でした)
って、見るポイントがずれてるかな(^-^;
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SE@窓際系
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バイクとか本とかカメラとか
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バイク乗ったりうまいもん食ったり本読んだり写真撮ったり音楽聴いたり旅人に憧れれつつ人生迷子中だったり。
お問い合わせは wanito.kagekisuあっとgmail.com まで
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