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冷たい校舎の時は止まる

何気に楽しかった今のお仕事も今月でおしまい。
新年度からは新しい職場で迎えることになります。
大手町はカッコイイビルがいっぱいでなかなか好きな街だっただけに
けっこう寂しいものがあるなあ、と。

20110329.jpg


という話とは全く関係がなく。

読み終えて2週間ぐらい経過してしまったけど
辻村深月のデビュー作、「冷たい校舎の時は止まる」です。
なんだか感想がうまく書けず・・・。
そんなわけで、今日はいつもより増して駄文。

辻村深月は「凍りのくじら」がなかなか気に入ったので
そんじゃまあ、別のやつをおかわりしてみようかしらと。

自分が読む他の作家と異なる点としては
同世代の作家さんなので親近感がある、と言えばあるのかなあ。

作風としては主人公の
「どうして、ほにゃらら、なんだろう。」
という問いかけが、頻繁に登場するのがちょいと印象的です(そこ?)。




内容としては・・・

とある雪の降る寒い冬の日。
主人公の女子高校生辻村深月は仲の良かったクラスメート数名と
誰もいない校舎の中に閉じ込められてしまった。

そこでみんな初めて気が付くのです。
学園祭の最終日、自殺してしまったクラスメートがいたことに。
だけど、おかしなことに、誰も、顔も名前も思い出せないのです。

「どうして思い出せないんだろう」

そして「思い出した?」という不気味なメッセージと共に
5時53分で時が止まったままの校舎の中で
何者かの手によって、ひとりひとり、消されていく。
あの日、死んだのは誰だったのか・・・。

という不思議ミステリーです。




なんとなく中二病なところはありつつも
ココロの隅っこに押しやっていたはずの見られたくない部分を
執拗につっついてくるところが絶妙ではあるかなあと。

そんなところも面白いと思うし共感も出来るんだけど
ただ、ちょっと、長すぎる・・・。

このエピソードって本当に必要?
と思うようなところとか、前述のように共感出来るとこもあれば
まったく理解できないようなところもいっぱいで、途中でやや鬱陶しくなってしまった。
ただ、こういう話題はすごく好きで、嫌いではないので、評価に迷うところ。
時々、はっとさせられるような、文体も好きですけど。

って、なんだか、うーん、やっぱり、うまく書けないなあ。
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