Middle Tempo Magic

あ、ワタシは貸しません。
小説のタイトルです。

話題にはなっていた「謎解きはディナーの後で」が、
今年の本屋大賞を受賞したということで話題にはなっていたってことで
東川篤哉の話題のデビュー作が、今回のコレです。話題の。

「密室の鍵貸します」というタイトルなのだけど、密室を貸すわけじゃなく
主人公がいる密室で殺人事件が起きてしまった！ というお話。

東川篤哉センセイはユル～い感じの推理小説を書く作家さんだということで
そのユル～い作風が人気で話題だそうです。

ただ、本作を読んだ感じは、うーん・・・という感じでした。
話題・・・ナノ？

仲間由紀恵ちゃんが出てこなくて、あまり笑えない「トリック」のような
つまんなくはないですが、つまんなくないですか？ みたいな。
正直、微妙です。　

主人公の彼も魅力的でもなんでもなく。
他の探偵も刑事さんも、エスプリが効いたような
オチャメキャラに仕立てたかったんだろうけど、無理がある。
タネが簡単に読めてしまうのもサスペンスとして致命的だし。
でも、シリーズになってるそうだから、ソッチの方が謎だったりする。

仮に主人公の彼が魅力的なら、多少なんとかなりそうだったんだけど、
なんでもない感じなんですよねえ。
あ、2回言ってしまった。

話は全然関係ないけど、今日は会社の株主総会で、シャチョーが変わった。
謎人事で超不安なんだけど、どうなるんだか・・・。