Middle Tempo Magic
人混みの中に埋もれ埋もれ
ガニメデの優しい巨人
七夕ですね。
でも、ここ数年、七夕で晴れたっていう記憶がありません。
地上は地上で、菅さんがハシゴを下ろしただなんだって、渡ろうに渡れないような、スッキリしないご様子。
という話とは関係なく、久々に胸の透くような、一冊に出会ったというお話。
折りしも、織姫彦星も霞んじゃうようなSFの名作なのです。
「ガニメデの優しい巨人」
巨匠ジェームズ・P・ホーガン先生の人気作 「星を継ぐもの」 シリーズの第2作。
有名な 「あの」 有名なコンピューターが登場。
会いたかったよ、Zorac!
でも、ここ数年、七夕で晴れたっていう記憶がありません。
地上は地上で、菅さんがハシゴを下ろしただなんだって、渡ろうに渡れないような、スッキリしないご様子。
という話とは関係なく、久々に胸の透くような、一冊に出会ったというお話。
折りしも、織姫彦星も霞んじゃうようなSFの名作なのです。
「ガニメデの優しい巨人」
巨匠ジェームズ・P・ホーガン先生の人気作 「星を継ぐもの」 シリーズの第2作。
有名な 「あの」 有名なコンピューターが登場。
会いたかったよ、Zorac!
◆◆◆◆◇
おや?
「星を継ぐもの」 も、ソートー面白くて鼻血が出そうだったのだけど、記事が消えてる(消したとも言う)。
なので、ざっとおさらいすると・・・
月面調査中に、宇宙服を着た人間の謎の死体が発見されるのだけど、年代測定の結果、なんと、その死体は5万年以上も昔の死体だったのだ。
にも関わらず、どういうわけか、遺伝子情報は現代人のものと完全に一致しており、彼が着ていた宇宙服は、現代の地球の科学よりも遥かに進んだ技術が使用されているものだった・・・。
人類の進化過程における謎 「ミッシング・リンク」 の真相が、今、明かされる!
という、サイエンスフィクションというよりは、サイエンスサスペンスという感じで、多くの人がSFという言葉から想像する、スペースオペラ的なものとは一線を画す画期的な内容で、ぐいぐいと知的好奇心を引き起こす、そう、自分ってこんなに好奇心旺盛だったっけ? と疑問に思っちゃうぐらい、貪りついて読んでしまう面白さでした。
◆◆◆◆◇
おっと、興奮して、前置きがスゲー長くなってしまった。悪い癖です。
が、こんだけ長く書いておけば、この後、ウザイ事をどれだけ書いても、誰も読まないので問題ないというメリットもあるとかないとか・・・。
で、今回の 「ガニメデの優しい巨人」 はその続編。
今度は木星の衛星の一つである「ガニメデ」で、こりゃまた2500万年前という、気の遠くなるほど昔の宇宙船と、身長2m以上の巨人達が発掘されるのです。
月の人に続き、木星の人の発見で、わいのわいのと大騒ぎになるわけですが、続けざまに、宇宙の彼方から突如、宇宙船が生きた巨人を乗せてやってきたじゃないですか。
そして、彼らとの交流を経て、人類誕生の歴史に提示された、新たな謎が明かされていくのです。
そんなわけで、スペースサスペンス再びなわけですが、今度は前作と一味違って、人類賛歌的な内容もありつつ、チョーシに乗って地球上を我が物顔で闊歩する人類への警鐘を鳴らすような内容でもある。
心優しい巨人達の存在はとてもユーモラスで魅力的でした。
それと、忘れちゃいけないのが、巨人達のコンピューター 「ゾラック」 の存在なのね。
全知全能で意志と感情を持ったスーパーコンピューター、もといスーパーAI。
古典SF界では、2001年宇宙の旅の "HAL" に並んで有名なではないでしょうか。
こういうものが登場した背景には、昔々、コンピューターが今みたいにパーソナルなものではなくて、計算センターに鎮座する巨大構造物であった時代には、こういった全知全能中央集権並列処理クラウド型なやつが、クール! という思想があったのでしょうか。
宇宙という無限の闇から、保護された快適な世界を司る神のようなものが欲しかったのかしら?
個人的には、日本にはドラちゃんとアトムがいるので、ちょっと頼りないけど、ああいうタイプのロボの方が好きだったりするからスパコン的なのは、まあイイヤ・・・、いや、でもけっこう好きです。
どっちやねん、って、でも仮にロボじゃなくてコンピューター系なら、全知全能よりエンジニアがガシガシと操作するという機械という感じのが好きかなあ。
いやいや、ゾラック君はズッコケたり失敗したりはしないけど(完全無欠)、
嫌味も言うし、悪戯もするしで、どうしてどうして、いいやつなんですよ。
(ナイトライダーのキットが似てるかな?)
そうそう。
ゾラック(Zorac) は、以前に職場で使っていたコンピューターの名前が、それでした。
たぶん、マシン名をつけた人が、このSF好きだったのでしょう。
なんか変な名前だなあ? って調べてみて、この作品を知ったのですね。
あ、ちなみに、職場に HAL というコンピューターもいました。
それが2500万年前とは言いませんが、色々ハズカシーのであんまり思い出したくないぐらい、だいーぶ昔の話。
なのにずっと、読みたかったんだけど、探してみても、どういうわけかめぐり合えずだったのですよ。
そんな、積年の思いもあって、あっと言う間に読了。
ああ、面白かった~。
もちろん続きの 「巨人達の星」 も積んでありますよ。
おや?
「星を継ぐもの」 も、ソートー面白くて鼻血が出そうだったのだけど、記事が消えてる(消したとも言う)。
なので、ざっとおさらいすると・・・
月面調査中に、宇宙服を着た人間の謎の死体が発見されるのだけど、年代測定の結果、なんと、その死体は5万年以上も昔の死体だったのだ。
にも関わらず、どういうわけか、遺伝子情報は現代人のものと完全に一致しており、彼が着ていた宇宙服は、現代の地球の科学よりも遥かに進んだ技術が使用されているものだった・・・。
人類の進化過程における謎 「ミッシング・リンク」 の真相が、今、明かされる!
という、サイエンスフィクションというよりは、サイエンスサスペンスという感じで、多くの人がSFという言葉から想像する、スペースオペラ的なものとは一線を画す画期的な内容で、ぐいぐいと知的好奇心を引き起こす、そう、自分ってこんなに好奇心旺盛だったっけ? と疑問に思っちゃうぐらい、貪りついて読んでしまう面白さでした。
◆◆◆◆◇
おっと、興奮して、前置きがスゲー長くなってしまった。悪い癖です。
が、こんだけ長く書いておけば、この後、ウザイ事をどれだけ書いても、誰も読まないので問題ないというメリットもあるとかないとか・・・。
で、今回の 「ガニメデの優しい巨人」 はその続編。
今度は木星の衛星の一つである「ガニメデ」で、こりゃまた2500万年前という、気の遠くなるほど昔の宇宙船と、身長2m以上の巨人達が発掘されるのです。
月の人に続き、木星の人の発見で、わいのわいのと大騒ぎになるわけですが、続けざまに、宇宙の彼方から突如、宇宙船が生きた巨人を乗せてやってきたじゃないですか。
そして、彼らとの交流を経て、人類誕生の歴史に提示された、新たな謎が明かされていくのです。
そんなわけで、スペースサスペンス再びなわけですが、今度は前作と一味違って、人類賛歌的な内容もありつつ、チョーシに乗って地球上を我が物顔で闊歩する人類への警鐘を鳴らすような内容でもある。
心優しい巨人達の存在はとてもユーモラスで魅力的でした。
それと、忘れちゃいけないのが、巨人達のコンピューター 「ゾラック」 の存在なのね。
全知全能で意志と感情を持ったスーパーコンピューター、もといスーパーAI。
古典SF界では、2001年宇宙の旅の "HAL" に並んで有名なではないでしょうか。
こういうものが登場した背景には、昔々、コンピューターが今みたいにパーソナルなものではなくて、計算センターに鎮座する巨大構造物であった時代には、こういった全知全能中央集権並列処理クラウド型なやつが、クール! という思想があったのでしょうか。
宇宙という無限の闇から、保護された快適な世界を司る神のようなものが欲しかったのかしら?
個人的には、日本にはドラちゃんとアトムがいるので、ちょっと頼りないけど、ああいうタイプのロボの方が好きだったりするからスパコン的なのは、まあイイヤ・・・、いや、でもけっこう好きです。
どっちやねん、って、でも仮にロボじゃなくてコンピューター系なら、全知全能よりエンジニアがガシガシと操作するという機械という感じのが好きかなあ。
いやいや、ゾラック君はズッコケたり失敗したりはしないけど(完全無欠)、
嫌味も言うし、悪戯もするしで、どうしてどうして、いいやつなんですよ。
(ナイトライダーのキットが似てるかな?)
そうそう。
ゾラック(Zorac) は、以前に職場で使っていたコンピューターの名前が、それでした。
たぶん、マシン名をつけた人が、このSF好きだったのでしょう。
なんか変な名前だなあ? って調べてみて、この作品を知ったのですね。
あ、ちなみに、職場に HAL というコンピューターもいました。
それが2500万年前とは言いませんが、色々ハズカシーのであんまり思い出したくないぐらい、だいーぶ昔の話。
なのにずっと、読みたかったんだけど、探してみても、どういうわけかめぐり合えずだったのですよ。
そんな、積年の思いもあって、あっと言う間に読了。
ああ、面白かった~。
もちろん続きの 「巨人達の星」 も積んでありますよ。
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バイク乗ったりうまいもん食ったり本読んだり写真撮ったり音楽聴いたり旅人に憧れれつつ人生迷子中だったり。
お問い合わせは wanito.kagekisuあっとgmail.com まで
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