Middle Tempo Magic

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GSX-Rの水温が昔よりも高い件。

冷却系が正常ってことは、燃焼温度が高すぎるんではないかしら。
原因としては、インジェクターが詰まって混合気が薄くなってるとか
燃焼室が汚れて圧縮が高くなってるとか？

混合気は、キャブならバラして掃除してしまえばいいんですが
今時のインジェクションは、そうもいかないのです。

電子制御でイッパイなので、分解清掃すると
インジェクションの各種センサーのリセットとか調整が必要らしく、
それをするにはノートPCとか、バイクとPCを接続するためのケーブルとか、専用のアプリが必要らしい・・・。

それは準備が大変だし、だいいちコレが原因かもわからんので、
ひとまず分解せずにインジェクションクリーナーで掃除してみることにしました。

R1000K1は、スロットルボディが汚れるとアイドリングが下がる持病があるので、定期的に掃除してましたが、R750K9は対策されていて、アイドリング低下はしないので、掃除してませんでした。
けど、結構、掃除している方も多いみたいですね。


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キャブクリーナーはインジェクタを溶かしてしまいよろしくないそうなので、インジェクション専用のクリーナーを使います。
キャブクリーナーはヤマハ用が評判いいんで、インジェクタークリーナーもヤマハにしてみました。




あれ？ あんまり汚れてないなあ・・・
と、ぱっと見はそう思いましたが、スロットルボディとバタフライスロットルバルブとセカンダリスロットルバルブに、クリーナーをスプレーしてウエスで拭いてみると、結構汚れていました。




拭き掃除の後は、インジェクター周りと全体にスプレーして、30秒放置後、エンジン始動、1分間ブリッピング。
ちなみに、インジェクターはプライマリーとセカンダリーの2つがあるので、忘れないように注意。
片方しかやんないと二度手間に・・・。
って、まるで経験者のような発言(謎)

また、エアクリーナーボックスのふたをしていない、ファンネル剥き出しでエンジンをかけると、まるでレーシングマシンのような凶悪な音がします。
そりゃ、普通はマフラーから音がするもんですが、エンジン側の入り口にフタがないわけだからね。
食い殺すぞ、ゴラァ！ と唸りを上げる獰猛な猛獣って感じで、ご近所の目が・・・。

なので、エアクリのフタを仮置きで被せてから、しばしスナッピング。
が、やっぱり近所迷惑ですね。
それでも、胃を痛くしながら、クリーナー吹いてブリッピングの手順を数回繰り返し。
郊外のガレージなんて持ってないから仕方がない(郊外みたいなとこに住んでますけどね)。


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効果の程はマユツバですが、Wako'sのフューエルワン(PEA系の洗浄剤)をガソリンに入れてみました。
知人がオススメしてたので、ものは試しで。

ガソリン30Lに対してフューエルワン300ml程度、濃度1%を超えちゃダメってことなので
ガソリン満タン(17L)に、フューエルワン150ccを投入。
空になるまで走って、もう1回満タンにしたら、残りを入れてみよう。
ちなみにエンジンオイルに悪いという説もあるんで、後でオイル交換ですかね。




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掃除しても、きっと意味ないだろうなあと思っていましたが、走り出してすぐにびっくり。
レスポンスがとても良く、スルスルと進む感じがします。
クリーナー0吹いただけでこれなんだから、ちゃんとO/Hしたらもっと良くなるのかなあ。
4万km以上走ってるしね、ヤッパリ。

問題の水温ですが、昨日はそこそこ暖かかったとは言え、
夏場とは比較にもならないので、正確な事はわかりませんが、
先週、湯西川に行った時よりはいい感じ、な気がします。
いえ、気のせいですね・・・。

気になっていた「4速」の時にだけ、回転数が低めでも、
ダラダラと一定速度で走ると妙に水温上昇するのは治らず。
速度が遅くても、スロットルをガバ開けすると、水温が一気に下がるのは
燃料による冷却だとするとやはり薄いのかなあ？
単に水圧かかるだけだからかなあ。
前よりはマシですが、何でだろうなあ。

まあ、高速道路ならば多少、クルマが詰まっても問題なさそうだけど。
ワインディングはまだ試してませんが、椿が普通に走れる程度になれば合格ラインですかね。
「4速」だけ顕著ってあたりが何か、電気的なものがあるのかなあと言う気もしてきたけど。
FIエラー出てはいないけど、弱点とされているTPSとか？
ちゃんとしたバイク屋さんに出したほうがいいのかしら？

フューエルワンの洗浄効果はどうなのかわかんないですが
1本分走ったら何か変わるかも？


＃追記＃
結局、これも決定打にならず。
まあ、掃除の意味はあったのかもしれませんけど。
下手人はやっぱりラジエター本体の不良でした。
完治の記事はこっち。