Middle Tempo Magic
人混みの中に埋もれ埋もれ
Discover のと - 2日目 (2012/4/29)
そんなわけで、能登半島ツーリングは1日目に続いて2日目。
この日は千里浜から時計回りに能登半島を回って和倉温泉まで。
相変わらず長文駄文でご容赦を。
この日は千里浜から時計回りに能登半島を回って和倉温泉まで。
相変わらず長文駄文でご容赦を。
◆◆◆◆◇
民宿清水さんの朝ごはんは7時からだということで、
6時に起きて朝風呂して荷造りして7時から食べて7時半には出発!
という華麗なる段取りを考えていましたが、昨日の疲れのせいか、年のせいか・・・
一度起きたはずなのに、次に気が付いたら7時半でした。
普通の日本の朝ごはんですが、日本有数の米どころはごはんがウマイ!
もりもりおかわりして8:45に出発。
◆◆◆◆◇
今日も快晴なり!
◆◆◆◆◇
走り出してすぐに最初の停車駅は、これまた日本有数の縁結び神社と名高い気多大社。
ひとまずお決まり?の被写界深度絵馬はシックなレッドのハートがかわいい。
そしてこれもお決まりのおみくじ。
「縁談 春まで待つこと。必ずある。」
って、もうとっくにバリバリ春なんだけどなあ。
◆◆◆◆◇
輪島方面へ海岸線を進むと、ものものしい突如巨大施設が出現する。
このカラーリングって、ニュースで見た福島のあの施設と同じ・・・
そう、今度プルサーマルが妥当と判断されたとかでウワサの志賀原発です。
こんな感じで日本中、田舎に行けばポポーンと原発があるんですね。
で、都市部にはないけど使うのは都市部なわけで。
それにしても、朝から夏のように暑いなあ・・・
早々にメッシュジャケットのインナーを脱ぎ去ると、
走行中は気持ち肌寒い気もするけど、爽快でした。
ちなみにジャケットの下は長袖Tシャツです。
R249からは外れて海沿いのr36に入り、名所の奇岩「巌門」を上から眺めつつ
リアス式な海岸線沿いの農村を走ります。
◆◆◆◆◇
捨てないで!命だけは!
というわけで松本清張の「ゼロの焦点」のロケ地として有名だという「ヤセの断崖」に到着。
どんなとこかって、こんなところ。
いや、そこのお姉さんたち、ハイヒールでよくそんなところ歩きますね・・・。
◆◆◆◆◇
ボーンと11時半になったので。
しばしR249からわき道に逸れて総持寺の門前へ。
やってきたのは楽しみにしていたお蕎麦屋さんの「手仕事屋」。
こちらもツーリングマップルで紹介されているお店で
ツーマプは食べ物屋に関してはアテにならないの法則があるのだけど
昔から巻頭のおすすめスポット紹介で熱烈にラブコールを送っている。
昨日の国八食堂もうまかったし、期待できるのでは? と。
で、出てきたお蕎麦は、自分の中でガッツリ上がった期待のハードルを裏切らない味でした。
さわやかに香り高く、十割特有のボソっとした食感なのに、豊かなコシと噛み応え。
自慢の豆腐も、火照った体に喉越しつるんと絶品でした。
入った時はたまたま空いていたのだけど、すぐに大入り満員になってしまい、
店の人が忙しい忙しいって風でせわしないし、やや雑な感じもしたのが玉に瑕だけど、うまいわー。
◆◆◆◆◇
R249はちょこっと内陸へ向かってしまうので、総持寺からほどなくしてr38に入ります。
ここから山を越えて海へ出て輪島へ向かうルートが、実は今回の旅の隠れた目的でもあったのだ。
昔、大遅刻して、一人で真っ暗闇の山の中を涙を流しながら彷徨った、悪魔のような道!
記憶の中ではそんな感じだったのだけど、再開してみたら、クネクネ面白い普通の舗装林道じゃん。
まあ、夜中に一人は怖いかもしれないけど、たいして奥深くもないんですよね。
けど、流石に地元でも狭すぎるという評判なのか、ところどころ、改良工事が行われてました。
山を越えると断崖絶壁な海岸線が顔を出します。
そして、おおっ!
普通の人にはただの道なのかも知れませんが
先っちょのアタケ岬は自分にとって忘れられない場所。
今は穏やかですが、このあたりは台風並みの海風が吹き荒れるので、
点在する集落ではみな、塀の代わりに藁かなにかで作った大きな風除けを設けてるんです。
で、あの晩は、あまりの強風にタンクバッグは吹き飛びバイクは倒れ
どえらい目にあったんですよね。
◆◆◆◆◇
そんな思い出の土地に再開、雪辱し(走っただけですけど)、輪島駅にやってきました。
輪島駅と言っても、今は列車は走っておらず、乗れるのはバスとタクシーだけ。
駅舎は道の駅になってます。
中には(中庭には)プラットフォームが一部残されてます。
ここで、私は待つわごっこをするもよし、みんなここは俺に任せて逃げろ~と言うもよし。
◆◆◆◆◇
輪島から再びR249を進み、本日最大のお目当てスポットに到着。
(現像の色合いが他とだいぶ違うけど、ま、いっか)
ここ「白米千枚田」は国指定の名勝に指定されてます。
とにかくでかーいだけでなく、日本海が飛び込んで来そうな絶景。
そして、1つ1つの田んぼがちっこくてかわいいんだなあ、これが。
ちなみに、中を歩いて散歩できるのだけど、バイクは進入不可でした。
まあ、そりゃそうか、私みたいのが入ってくると困るもんね・・・。
◆◆◆◆◇
千枚田のあたりから、R249の傍らに「塩街道」の碑がよく目につくようになる。
ここいらは、古くから揚げ浜塩の生産が営まれてきたそうな。
で、やって来たのは輪島の塩を直売する「塩の駅」。
塩田には真剣に塩作りに取り込む匠の姿が!
民家も疎らな殺伐とした海岸に、フットサルコートぐらいの小さな塩田があって
かたわらにポツーンとちっぽけな小屋が建ってます。
風除けのついたてのせいもあってか、ぱっと見、粗末な建物に見えてしまうのだが
ここがすごかった。
1年で100日程度しか作業が出来る日がなく、
手間隙かけてほんのわずかしか採れない揚げ浜塩。
その塩に対する職人さん達の、自信と誇りと愛がビシビシと伝わってくるのです。
職人さん達も、お店のおばちゃん達も気さくで、手が空いた時には塩トークをしてくれる。
某タイヤのCMのタイヤ店長ばりに、みんな見事に塩オタクなのだ。
で、もう、その自慢の塩だけでご飯何杯でも行けちゃう!
というのは喩え話でもなんでもなく、本当にうまかった。
塩は何種類かあるのだけど、試食をしたらどれもこれも激烈にウマイ!
塩ソフトも旨かった~! のだけど、半分ぐらい食べたところでうっかり落としてしまい残念・・・
「能登に行くなら、塩の駅で能登塩を買ってきてよ~」
と会社の先輩に頼まれまして、なんだよ、塩って、メンドクセーなぁと
なかば嫌々立ち寄ったのだけど来て本当に良かった。
しっかり家族にもお土産に買って帰りました。(実家でも好評でした)
◆◆◆◆◇
なんか、塩に行数を割いてしまったので、サクサクと。
大谷川では鯉のぼりフェスティバルが開催されてました。
◆◆◆◆◇
塩の道は奇岩の道でもありまして。
海面のいたる所に面白い形の岩が顔をだしているのですが、ここで「ゴジラ岩」なる看板が・・・
目を凝らすと確かにゴジラがいる!
え? そうでもないって?
では、我がラボラトリーが長年培ってきたサイセンタンの画像処理技術を使って説明しよう。
こういうことだ。
あ、危ない! 逃げ遅れたカップルが・・・
しかし、原発事故の流れもあって、ゴジラってどうなんだろう。
円谷プロはもう新作作れないのだろうか。
◆◆◆◆◇
ゴジラ岩も半島のだいぶ先っちょだけど、そこからも結構距離があって
r28はもうかっ飛ばして、17時ちょっと前にやっと道の駅狼煙に到着。
ここにバイクを停めて、15分ぐらい遊歩道で丘に登り
お目当ての禄剛崎灯台(ろっこうさきとうだい)とご対面。
1883年に設置されたというから、もう150年の大ベテラン。
歴史的評価も高く、日本の灯台50選にも選ばれているのです。
こちらも絶景らしいのですが、あいにく雲ともやが多くて景色はぱっとせず。
突端から夕日も朝日も見られるという素晴らしい立地らしいので
次は近くに宿をとるのもいいかもしれない。
なんでも「ランプの宿」と呼ばれる秘湯があるんだとか。
◆◆◆◆◇
禄剛崎を出発したのが17時半。
本来の予定だと、15時頃なのだけど、だいぶ押してしまった。
和倉温泉までは、ざっと見積もって100km、田舎といえども3時間近くかかりそうだ。
ひとまず、宿には遅くなると連絡を入れて出発。
r28、R249と、あいかわらず海岸線を走り続ける。
詰まったりはしないのだけど、時折流れが悪くなってイライラとさせられる。
知らない土地で夜はあまり走りたくないから、日が沈まぬうちに距離を稼ぎたい。
急いでるのだけど、海がなんともふつくしい・・・
これを撮らずにいられようか、いや、ない。(反語)
けど、手抜きして手持ちしたらノイズがいっぱい載ってしまった、残念。
珠州(すず)市街でガソリンを入れて、そこからは海辺を離れて
スカイラインの珠州道路を走ることにする。
ちなみに珠州のあたりは、割と大きな、というか、結構栄えた町なので
そこで探せば宿はいくらでもあったかもしれない。
土地勘がないので、聞いたことがある和倉温泉にしちゃったんだよね。
珠州道路はツーマプに「快走できる」と書いてあるとおり、
間違えて有料道路に入ってしまったのだろうかと思うぐらいの高速移動可能な道でした。
能登空港とか気になるものは色々あったけどすべてパス。
ただ、海岸沿いの見附島(軍艦島)を見損ねたのは心残りだ・・・。
珠州道路で一気に距離を稼いで、穴水から再びR249に入って、ダラダラ進んで19時半に
本日の宿屋、過雁荘(かがんそう)さんに到着。
こちらはビジネス旅館を名乗る割に素泊まりで7000円という強気のお値段。
部屋は広いけど、建物はちょっと古いし、決して悪くはないけど、ちょいと割高かなあ。
周りに高級老舗旅館がいっぱいあるので、価格帯が高いのかも。
◆◆◆◆◇
荷物を置いたら、まずはお風呂。
和倉温泉の中心部まで15分ほど歩いて日帰り温泉の「総湯」へ。
ここはリーズナブルなくせにお湯もいいし、時間制限もないし
遅くまでやってるし、広いしでおすすめです。
ちなみに飲用可、苦しょっぱい。
◆◆◆◆◇
和倉温泉も結構大きな町で、遅くまでやっているお店が多く
(といっても多くがスナックと風俗ですが)
総湯へ向かう途中に喫茶店兼洋食屋さんっぽい店があったので
帰りがけに夕食を食べに入ってみました。
が、これは大失敗。
まずくはないけど決してうまくはないし、サービスも悪いし。
これならファミレスでいいや、って感じなのだけど値段は倍近い。
(写真からも食べる前からやる気が失せたのが伝わってきますね)
で、むしゃくしゃしたので、コンビニでご当地メニューの「ボルガライス」なるものと
地方限定なオニギリを購入して2回目の晩餐で憂さ晴らし。
最初からこっちにしておけばよかったなあ・・・。
と、最期は少しズッコケましたが、2日目も盛りだくさんで楽しかった。
旅は3日目へ続きます。
◆◆◆◆◇
08:30 民宿 清水(千里浜)
↓ R249
08:45~09:20 気多大社
↓ R249
高浜南
↓ r36
10:05 巌門
↓ r36、R249
中浜
↓ r49
10:43 ヤセの断崖
↓ r49、R249
11:20~12:00 手しごと屋
↓ R249
浦上
↓ r38
12:30 アタケ岬
↓ r38
13:17~13:45 輪島
↓ R249
14:08~14:50 白米千枚田
↓ R249
14:57~15:34 塩の駅
↓ R249
15:59~16:10 大谷川鯉のぼりフェスティバル
↓ r28
16:20 ゴジラ岩
↓ r28
16:46~17:30 152km 道の駅 狼煙、禄剛崎灯台
↓ r28
正院本町
↓ R249
18:04 珠洲
↓ 珠洲道路(r57、r26、r303)
穴水
↓ R249
田鶴浜
↓ r1
19:29 251km ビジネスホテル過雁荘(和倉温泉)
本日の走行距離 251km
初日からの走行距離 758km
より大きな地図で Discover のと - 2日目 を表示
民宿清水さんの朝ごはんは7時からだということで、
6時に起きて朝風呂して荷造りして7時から食べて7時半には出発!
という華麗なる段取りを考えていましたが、昨日の疲れのせいか、年のせいか・・・
一度起きたはずなのに、次に気が付いたら7時半でした。
普通の日本の朝ごはんですが、日本有数の米どころはごはんがウマイ!
もりもりおかわりして8:45に出発。
◆◆◆◆◇
今日も快晴なり!
◆◆◆◆◇
走り出してすぐに最初の停車駅は、これまた日本有数の縁結び神社と名高い気多大社。
ひとまずお決まり?の被写界深度絵馬はシックなレッドのハートがかわいい。
そしてこれもお決まりのおみくじ。
「縁談 春まで待つこと。必ずある。」
って、もうとっくにバリバリ春なんだけどなあ。
◆◆◆◆◇
輪島方面へ海岸線を進むと、ものものしい突如巨大施設が出現する。
このカラーリングって、ニュースで見た福島のあの施設と同じ・・・
そう、今度プルサーマルが妥当と判断されたとかでウワサの志賀原発です。
こんな感じで日本中、田舎に行けばポポーンと原発があるんですね。
で、都市部にはないけど使うのは都市部なわけで。
それにしても、朝から夏のように暑いなあ・・・
早々にメッシュジャケットのインナーを脱ぎ去ると、
走行中は気持ち肌寒い気もするけど、爽快でした。
ちなみにジャケットの下は長袖Tシャツです。
R249からは外れて海沿いのr36に入り、名所の奇岩「巌門」を上から眺めつつ
リアス式な海岸線沿いの農村を走ります。
◆◆◆◆◇
捨てないで!命だけは!
というわけで松本清張の「ゼロの焦点」のロケ地として有名だという「ヤセの断崖」に到着。
どんなとこかって、こんなところ。
いや、そこのお姉さんたち、ハイヒールでよくそんなところ歩きますね・・・。
◆◆◆◆◇
ボーンと11時半になったので。
しばしR249からわき道に逸れて総持寺の門前へ。
やってきたのは楽しみにしていたお蕎麦屋さんの「手仕事屋」。
こちらもツーリングマップルで紹介されているお店で
ツーマプは食べ物屋に関してはアテにならないの法則があるのだけど
昔から巻頭のおすすめスポット紹介で熱烈にラブコールを送っている。
昨日の国八食堂もうまかったし、期待できるのでは? と。
で、出てきたお蕎麦は、自分の中でガッツリ上がった期待のハードルを裏切らない味でした。
さわやかに香り高く、十割特有のボソっとした食感なのに、豊かなコシと噛み応え。
自慢の豆腐も、火照った体に喉越しつるんと絶品でした。
入った時はたまたま空いていたのだけど、すぐに大入り満員になってしまい、
店の人が忙しい忙しいって風でせわしないし、やや雑な感じもしたのが玉に瑕だけど、うまいわー。
◆◆◆◆◇
R249はちょこっと内陸へ向かってしまうので、総持寺からほどなくしてr38に入ります。
ここから山を越えて海へ出て輪島へ向かうルートが、実は今回の旅の隠れた目的でもあったのだ。
昔、大遅刻して、一人で真っ暗闇の山の中を涙を流しながら彷徨った、悪魔のような道!
記憶の中ではそんな感じだったのだけど、再開してみたら、クネクネ面白い普通の舗装林道じゃん。
まあ、夜中に一人は怖いかもしれないけど、たいして奥深くもないんですよね。
けど、流石に地元でも狭すぎるという評判なのか、ところどころ、改良工事が行われてました。
山を越えると断崖絶壁な海岸線が顔を出します。
そして、おおっ!
普通の人にはただの道なのかも知れませんが
先っちょのアタケ岬は自分にとって忘れられない場所。
今は穏やかですが、このあたりは台風並みの海風が吹き荒れるので、
点在する集落ではみな、塀の代わりに藁かなにかで作った大きな風除けを設けてるんです。
で、あの晩は、あまりの強風にタンクバッグは吹き飛びバイクは倒れ
どえらい目にあったんですよね。
◆◆◆◆◇
そんな思い出の土地に再開、雪辱し(走っただけですけど)、輪島駅にやってきました。
輪島駅と言っても、今は列車は走っておらず、乗れるのはバスとタクシーだけ。
駅舎は道の駅になってます。
中には(中庭には)プラットフォームが一部残されてます。
ここで、私は待つわごっこをするもよし、みんなここは俺に任せて逃げろ~と言うもよし。
◆◆◆◆◇
輪島から再びR249を進み、本日最大のお目当てスポットに到着。
(現像の色合いが他とだいぶ違うけど、ま、いっか)
ここ「白米千枚田」は国指定の名勝に指定されてます。
とにかくでかーいだけでなく、日本海が飛び込んで来そうな絶景。
そして、1つ1つの田んぼがちっこくてかわいいんだなあ、これが。
ちなみに、中を歩いて散歩できるのだけど、バイクは進入不可でした。
まあ、そりゃそうか、私みたいのが入ってくると困るもんね・・・。
◆◆◆◆◇
千枚田のあたりから、R249の傍らに「塩街道」の碑がよく目につくようになる。
ここいらは、古くから揚げ浜塩の生産が営まれてきたそうな。
で、やって来たのは輪島の塩を直売する「塩の駅」。
塩田には真剣に塩作りに取り込む匠の姿が!
民家も疎らな殺伐とした海岸に、フットサルコートぐらいの小さな塩田があって
かたわらにポツーンとちっぽけな小屋が建ってます。
風除けのついたてのせいもあってか、ぱっと見、粗末な建物に見えてしまうのだが
ここがすごかった。
1年で100日程度しか作業が出来る日がなく、
手間隙かけてほんのわずかしか採れない揚げ浜塩。
その塩に対する職人さん達の、自信と誇りと愛がビシビシと伝わってくるのです。
職人さん達も、お店のおばちゃん達も気さくで、手が空いた時には塩トークをしてくれる。
某タイヤのCMのタイヤ店長ばりに、みんな見事に塩オタクなのだ。
で、もう、その自慢の塩だけでご飯何杯でも行けちゃう!
というのは喩え話でもなんでもなく、本当にうまかった。
塩は何種類かあるのだけど、試食をしたらどれもこれも激烈にウマイ!
塩ソフトも旨かった~! のだけど、半分ぐらい食べたところでうっかり落としてしまい残念・・・
「能登に行くなら、塩の駅で能登塩を買ってきてよ~」
と会社の先輩に頼まれまして、なんだよ、塩って、メンドクセーなぁと
なかば嫌々立ち寄ったのだけど来て本当に良かった。
しっかり家族にもお土産に買って帰りました。(実家でも好評でした)
◆◆◆◆◇
なんか、塩に行数を割いてしまったので、サクサクと。
大谷川では鯉のぼりフェスティバルが開催されてました。
◆◆◆◆◇
塩の道は奇岩の道でもありまして。
海面のいたる所に面白い形の岩が顔をだしているのですが、ここで「ゴジラ岩」なる看板が・・・
目を凝らすと確かにゴジラがいる!
え? そうでもないって?
では、我がラボラトリーが長年培ってきたサイセンタンの画像処理技術を使って説明しよう。
こういうことだ。
あ、危ない! 逃げ遅れたカップルが・・・
しかし、原発事故の流れもあって、ゴジラってどうなんだろう。
円谷プロはもう新作作れないのだろうか。
◆◆◆◆◇
ゴジラ岩も半島のだいぶ先っちょだけど、そこからも結構距離があって
r28はもうかっ飛ばして、17時ちょっと前にやっと道の駅狼煙に到着。
ここにバイクを停めて、15分ぐらい遊歩道で丘に登り
お目当ての禄剛崎灯台(ろっこうさきとうだい)とご対面。
1883年に設置されたというから、もう150年の大ベテラン。
歴史的評価も高く、日本の灯台50選にも選ばれているのです。
こちらも絶景らしいのですが、あいにく雲ともやが多くて景色はぱっとせず。
突端から夕日も朝日も見られるという素晴らしい立地らしいので
次は近くに宿をとるのもいいかもしれない。
なんでも「ランプの宿」と呼ばれる秘湯があるんだとか。
◆◆◆◆◇
禄剛崎を出発したのが17時半。
本来の予定だと、15時頃なのだけど、だいぶ押してしまった。
和倉温泉までは、ざっと見積もって100km、田舎といえども3時間近くかかりそうだ。
ひとまず、宿には遅くなると連絡を入れて出発。
r28、R249と、あいかわらず海岸線を走り続ける。
詰まったりはしないのだけど、時折流れが悪くなってイライラとさせられる。
知らない土地で夜はあまり走りたくないから、日が沈まぬうちに距離を稼ぎたい。
急いでるのだけど、海がなんともふつくしい・・・
これを撮らずにいられようか、いや、ない。(反語)
けど、手抜きして手持ちしたらノイズがいっぱい載ってしまった、残念。
珠州(すず)市街でガソリンを入れて、そこからは海辺を離れて
スカイラインの珠州道路を走ることにする。
ちなみに珠州のあたりは、割と大きな、というか、結構栄えた町なので
そこで探せば宿はいくらでもあったかもしれない。
土地勘がないので、聞いたことがある和倉温泉にしちゃったんだよね。
珠州道路はツーマプに「快走できる」と書いてあるとおり、
間違えて有料道路に入ってしまったのだろうかと思うぐらいの高速移動可能な道でした。
能登空港とか気になるものは色々あったけどすべてパス。
ただ、海岸沿いの見附島(軍艦島)を見損ねたのは心残りだ・・・。
珠州道路で一気に距離を稼いで、穴水から再びR249に入って、ダラダラ進んで19時半に
本日の宿屋、過雁荘(かがんそう)さんに到着。
こちらはビジネス旅館を名乗る割に素泊まりで7000円という強気のお値段。
部屋は広いけど、建物はちょっと古いし、決して悪くはないけど、ちょいと割高かなあ。
周りに高級老舗旅館がいっぱいあるので、価格帯が高いのかも。
◆◆◆◆◇
荷物を置いたら、まずはお風呂。
和倉温泉の中心部まで15分ほど歩いて日帰り温泉の「総湯」へ。
ここはリーズナブルなくせにお湯もいいし、時間制限もないし
遅くまでやってるし、広いしでおすすめです。
ちなみに飲用可、苦しょっぱい。
◆◆◆◆◇
和倉温泉も結構大きな町で、遅くまでやっているお店が多く
(といっても多くがスナックと風俗ですが)
総湯へ向かう途中に喫茶店兼洋食屋さんっぽい店があったので
帰りがけに夕食を食べに入ってみました。
が、これは大失敗。
まずくはないけど決してうまくはないし、サービスも悪いし。
これならファミレスでいいや、って感じなのだけど値段は倍近い。
(写真からも食べる前からやる気が失せたのが伝わってきますね)
で、むしゃくしゃしたので、コンビニでご当地メニューの「ボルガライス」なるものと
地方限定なオニギリを購入して2回目の晩餐で憂さ晴らし。
最初からこっちにしておけばよかったなあ・・・。
と、最期は少しズッコケましたが、2日目も盛りだくさんで楽しかった。
旅は3日目へ続きます。
◆◆◆◆◇
08:30 民宿 清水(千里浜)
↓ R249
08:45~09:20 気多大社
↓ R249
高浜南
↓ r36
10:05 巌門
↓ r36、R249
中浜
↓ r49
10:43 ヤセの断崖
↓ r49、R249
11:20~12:00 手しごと屋
↓ R249
浦上
↓ r38
12:30 アタケ岬
↓ r38
13:17~13:45 輪島
↓ R249
14:08~14:50 白米千枚田
↓ R249
14:57~15:34 塩の駅
↓ R249
15:59~16:10 大谷川鯉のぼりフェスティバル
↓ r28
16:20 ゴジラ岩
↓ r28
16:46~17:30 152km 道の駅 狼煙、禄剛崎灯台
↓ r28
正院本町
↓ R249
18:04 珠洲
↓ 珠洲道路(r57、r26、r303)
穴水
↓ R249
田鶴浜
↓ r1
19:29 251km ビジネスホテル過雁荘(和倉温泉)
本日の走行距離 251km
初日からの走行距離 758km
より大きな地図で Discover のと - 2日目 を表示
PR
この記事にコメントする
もりだくさん
二日目も充実してますね!
千枚田が美しすぎます><
そばも美味しそうだし、能登はいいとこですね!
今年は厳しいと思うんで、来年のロングの候補にさせてもらいますw
しかしきっちり観光して、いいツーリングをしてますねー
自分が走ると大概走り続けて観光や撮影は後回しになるんですw
この几帳面さ... 血液型はAですか?w
千枚田が美しすぎます><
そばも美味しそうだし、能登はいいとこですね!
今年は厳しいと思うんで、来年のロングの候補にさせてもらいますw
しかしきっちり観光して、いいツーリングをしてますねー
自分が走ると大概走り続けて観光や撮影は後回しになるんですw
この几帳面さ... 血液型はAですか?w
- まほん
- 2012/05/20(Sun)07:33:18
- 編集
Discover のと - 2日目 (2012/4/29)
ブログ内検索
最新記事
(06/25)
(12/31)
(12/29)
(12/28)
(12/24)
最新コメント
[02/24 たまご]
[01/31 かじか]
[01/05 たまご]
[12/31 まさくん]
[12/31 tkj]
[12/31 まほん]
[12/30 たまご]
[12/30 tkj]
カテゴリー
カレンダー
アーカイブ
プロフィール
HN:
たまご
HP:
性別:
男性
職業:
SE@窓際系
趣味:
バイクとか本とかカメラとか
自己紹介:
バイク乗ったりうまいもん食ったり本読んだり写真撮ったり音楽聴いたり旅人に憧れれつつ人生迷子中だったり。
お問い合わせは wanito.kagekisuあっとgmail.com まで
お問い合わせは wanito.kagekisuあっとgmail.com まで