Middle Tempo Magic

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もうね、峠なんていくら走っても速くはなれないわけで、待ってるのは物理的もしくは社会的身の破滅だけだろうし、こりゃあライセンス取ってサーキットに通うわないと、前から行く行く言って行ってなかったんだけど、ええい、このままじゃ行かんってことで、とうとう行っちゃった！
これから計測器買ってたっぷり通わなきゃ、楽しみ～！

以上、終わり。

だとなんのことだかわからないので、もう少し丁寧に書きます。


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サーキットを走るには、知る限りたぶん2種類の方法があります。(レース除く)

(1)  「走行会」に参加する
(2)  「練習走行」に行く

今まで、私がサーキットを走ったのは全て上記(1)の「走行会」。
これはショップやメーカーや雑誌、もしくは有志が主催するイベントで、主に「サーキットを走ってみたいなあ」とか「みんなでサーキット走って遊ぼうぜ」という人達が、自分が普段乗っているバイクやクルマでサーキットを走れるというもの。
規模にもよるけど、だいたい2万円ぐらい払って、20分～30分×3本程度走ることが出来る。
ジャンケン大会とか、写真撮影とかがあることもあり、友達と参加して楽しい運動会という雰囲気。

対して上記(2)は、サーキットの会員になって(サーキットライセンスを取得して)、練習走行枠を予約して走ります。
サーキットはレースをするところだと思っている人が多いのだけど、レースやメーカーのテスト等で貸し切っている時間以外は、個人が練習走行することが出来るわけです。
こちらも1回あたり20分～30分ぐらいの走行で、お値段は2,000円～5,000円ぐらいの模様。
年会費と入会金が数万円(規模によりピンキリ)。

ゴルフで言うならば、(1)が会社主催のコンペ、(2)が個人でクラブ会員になって練習に通う感じでしょうか。


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さて。

今日、自分が行ってきたのは、富士スピードウェイ(以下FSW)のショートコースで上記(2)をするための、ライセンス講習会です。
ちなみに、FSWはF1等が開催されるレーシングコース(本コース)以外に、1周1km程度のショートサーキット、カートコース、ドリフトコース、ジムカーナコース、モビリスタ(安全走行研修施設)があります。(施設案内はこちら)
自分が走りたいのはショートサーキットですが、講習はどのコースかとか、四輪二輪の区別無く合同。

朝いちで、受付、お金を払って、午前中一杯をつかって座学講習。
講習では施設の利用方法や、フラッグの意味、車両規定などについての講義を受けます。
座学の後に本コースを先導付き下見走行でさらっと3周して終了でした。

初めて走る・・・そして今後走ることはなさそうなレーシングコースですが、先導着きでも面白かったです。
アップダウンが激しく奥が回りこんでいやらしい感じは、以前に走行会で走ったショートコースと似ている！
というか、逆で、ショートコースがレーシングコースと同じ遺伝子を引き継いだというべきなのかな。
絶対走らねーよ、と思ってたけど、ちょっと惹かれてます(笑)


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FSWのライセンス料は本コースの場合、新規取得41,500円(入会金12,600円＋年会費28,900円)、走行料金は1回30分で5,000円(2輪車)。
ショートサーキットの場合、新規取得20,500円(入会金2,100円、年会費18,400円)、走行料金は1回25分で2,000円(2輪車)。

FIAグレード1でF1も開催される本コースじゃなくてシートサーキットのライセンスにしたのは、高いというのもありますが、率直に自分じゃ楽しめないから。
1周4,563m、上級者にもなれば平均時速200km/h、最高速度300km/hにも達する本格レーシングコースなんて、自分の腕では無理です。
それに、公道仕様でも走れるけど、トランポ用意しないと不安ですしね・・・。

あとは、P-LAP買えば、とりあえず準備完了ですね。
タイヤもそろそろ新しくしたほうがいいかなあ、完熟走行する間は大丈夫かな？


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お昼は場内のお土産屋＆レストラン「Orizuru」に行きました。
こういうところではお決まりのボッタクリ価格でしたが、コースを見ながら「勝つ」カレーが食べられます。



お土産にキャップを購入。
レッドブルとかフェラーリとかカーボン風なやつとかもありましたが、めちゃくちゃ高かったのでパス。




その後、広い施設内をぶらぶらお散歩。
カートコースやショートサーキット、会員用休憩場を見学しました。

カートコースはレーシングコースとショートコースに分かれており(名前がややこしいですが・・・)、ミニバイク(一部、大きいバイク)が膝をガリガリ熱心に走り回ってました。
カートとバイクの走行時間帯は30分ごとにローテーションするようです。




流し撮りは難しい！
しかもコンデジ、ピントがなかなか合わず。




面白いので暫く見学してたのだけど、なんだか見たことあるSSがいるなあと思っていたら、椿ラインでよく見かけるめっぽう速い人でした。
むむー、こんなところで練習していたのか。

あとで気が付いたのですが、カートコースのショートコース(ショートサーキットではない)はライセンス不要。
保安部品とセンタースタンドとナンバーを取り外せば、ツナギも不要なんですね(当然、着用が強く推奨されますが)。
しかもお値段1日3,000円、計測器レンタル1,000円！
膝すりとかジムカ的な基礎練習するなら、ショートサーキットよりも、こっちのほうが断然お得じゃん。
(カートコースの料金はこちら)

カートコースではレンタルカートもやってるので、マスツーでカート大会なんてのも楽しいかも。
あと、本コースは体験走行(3周、2000円)も出来ます。
見てるとけっこうな台数のクルマやバイクがツーリングがてら(？)参加してましたよ。