Middle Tempo Magic
人混みの中に埋もれ埋もれ
Another
滋賀県の中学校で生徒が自殺した話。
いじめを目撃した先生が「やりすぎるなよ」と言っただけでとめなかったとか
学校側が「いじめられるのが悪い」とか教育委員会が
「いじめた生徒の人権があるから、いじめたかどうかなんて聞けない」
とコメントしたとかで、聞くだけでも腹の立つもうメチャクチャな模様。
そんな大人は法が裁かないのなら、せめて社会的に抹殺されて欲しいものだ。
自分もいじめられたことあるけど、あの時の担任は今でも本当にクソだと思う。
クラスにもう一人、自分なんかよりもっとひどくハブられてた子がいたが
担任は触らぬ神に祟り無し、人気者の生徒に取り入ってゴキゲンだったように思う。
反対に、別の学校には純粋でおっかないけど皆に尊敬されていた熱血先生もいた。
そんなわけで、僕には学校には正直あまりいい思い出がない。
いじめを目撃した先生が「やりすぎるなよ」と言っただけでとめなかったとか
学校側が「いじめられるのが悪い」とか教育委員会が
「いじめた生徒の人権があるから、いじめたかどうかなんて聞けない」
とコメントしたとかで、聞くだけでも腹の立つもうメチャクチャな模様。
そんな大人は法が裁かないのなら、せめて社会的に抹殺されて欲しいものだ。
自分もいじめられたことあるけど、あの時の担任は今でも本当にクソだと思う。
クラスにもう一人、自分なんかよりもっとひどくハブられてた子がいたが
担任は触らぬ神に祟り無し、人気者の生徒に取り入ってゴキゲンだったように思う。
反対に、別の学校には純粋でおっかないけど皆に尊敬されていた熱血先生もいた。
そんなわけで、僕には学校には正直あまりいい思い出がない。
◆◆◆◆◇
かくして手に取ったのは綾辻行人のホラー「Another」。
中学校のクラスで人気者の生徒がいた。
名前はミサキと言った。
男子からも女子からも慕われ、頭も良くてスポーツも出来て性格も非の打ち所が無い。
ところが、3年生の夏のある日突然、亡くなってしまったんですよね・・・。
でも、誰もそれを認めたくないわけで。
そこで担任の先生が言ったんです。
「ミサキは死んでなんかいない。みんなで一緒に卒業しよう。」
それからみんなは、常にあたかもミサキがまだそこにいるかのように振舞った。
そうして向かえた卒業式。
集合写真には、そこにいるはずの無い、うっすらと笑ったミサキの姿が写っていた。
それから、毎年のようにミサキがいた3年3組には、奇妙な現象が起きるようになり・・・。
いつの間にか、死んだはずの生徒が混ざって1人増えている。
だけど不思議なことに、その「もう一人」が誰なのか、どうしてもわからないのだ。
と、ここまでは学校に伝わる伝説、プロローグ。
実際問題、本当の事件はその後。
主人公が転入したクラスで、生徒が次々と謎の死を遂げていったのです。
「死者は誰・・・?」
というお話。
◆◆◆◆◇
綾辻先生で読んだ事があるのは「十角館の殺人」だけだったと思う。
あの時は読み手を惹きつける感じで、最期はあっと反則トリックでビックリしたけど
映像化したらバレバレだしどうするんだろう、という気がしたのを覚えている。
今回のAnotherは8月4日公開で実写映画、アニメも既に出ているそうですね。
で、再び、映像化するとちょいと困るような部分があると思うんだけど、どうするのだろう?
お話はなかなか面白かったけど、キングなどの往年の欧米名ホラーへのオマージュなのか
気になるところがあって、人がポンポン簡単に死ぬんですよね・・・。
凄惨な最期を遂げている割に、迫り来る恐怖とかそうういうのが全く感じられず
主人公達も、傍観者というか、ゲームっぽいというか。
昔、ファミコンで「一機死んだ!」とか言ってたじゃないですか。
なんというかそんな感じなのです。(金田一コナンっぽいとも言う)
全体的に魅力的なキャラクターって、メイちゃんだけだし、
僕の脳内に再生されたメイちゃんが猛烈に愛らしいので
そんな彼女の魅力だけで引っ張っていった感が無いこともないかなあと。
ミステリーだと誤解して読むと拍子抜けしてしまう。
いや、学園の怪談キャー! というノリなのかしら。
それでも実写はちょっと気になる。
というより、メイちゃん役の橋本愛が美少女過ぎてとても気になります。
あ、写真はスローシャッター&ズームで「もう一人」っぽさを出してみました(笑)
かくして手に取ったのは綾辻行人のホラー「Another」。
中学校のクラスで人気者の生徒がいた。
名前はミサキと言った。
男子からも女子からも慕われ、頭も良くてスポーツも出来て性格も非の打ち所が無い。
ところが、3年生の夏のある日突然、亡くなってしまったんですよね・・・。
でも、誰もそれを認めたくないわけで。
そこで担任の先生が言ったんです。
「ミサキは死んでなんかいない。みんなで一緒に卒業しよう。」
それからみんなは、常にあたかもミサキがまだそこにいるかのように振舞った。
そうして向かえた卒業式。
集合写真には、そこにいるはずの無い、うっすらと笑ったミサキの姿が写っていた。
それから、毎年のようにミサキがいた3年3組には、奇妙な現象が起きるようになり・・・。
いつの間にか、死んだはずの生徒が混ざって1人増えている。
だけど不思議なことに、その「もう一人」が誰なのか、どうしてもわからないのだ。
と、ここまでは学校に伝わる伝説、プロローグ。
実際問題、本当の事件はその後。
主人公が転入したクラスで、生徒が次々と謎の死を遂げていったのです。
「死者は誰・・・?」
というお話。
◆◆◆◆◇
綾辻先生で読んだ事があるのは「十角館の殺人」だけだったと思う。
あの時は読み手を惹きつける感じで、最期はあっと反則トリックでビックリしたけど
映像化したらバレバレだしどうするんだろう、という気がしたのを覚えている。
今回のAnotherは8月4日公開で実写映画、アニメも既に出ているそうですね。
で、再び、映像化するとちょいと困るような部分があると思うんだけど、どうするのだろう?
お話はなかなか面白かったけど、キングなどの往年の欧米名ホラーへのオマージュなのか
気になるところがあって、人がポンポン簡単に死ぬんですよね・・・。
凄惨な最期を遂げている割に、迫り来る恐怖とかそうういうのが全く感じられず
主人公達も、傍観者というか、ゲームっぽいというか。
昔、ファミコンで「一機死んだ!」とか言ってたじゃないですか。
なんというかそんな感じなのです。(金田一コナンっぽいとも言う)
全体的に魅力的なキャラクターって、メイちゃんだけだし、
僕の脳内に再生されたメイちゃんが猛烈に愛らしいので
そんな彼女の魅力だけで引っ張っていった感が無いこともないかなあと。
ミステリーだと誤解して読むと拍子抜けしてしまう。
いや、学園の怪談キャー! というノリなのかしら。
それでも実写はちょっと気になる。
というより、メイちゃん役の橋本愛が美少女過ぎてとても気になります。
あ、写真はスローシャッター&ズームで「もう一人」っぽさを出してみました(笑)
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Another
私もガッコにはいい思い出ない。
と言うか、日常記憶から消しているので苦しくないけど
ふと思い出すと苦しさばいぞうげーむ。
いやねぇ。
と言うか、日常記憶から消しているので苦しくないけど
ふと思い出すと苦しさばいぞうげーむ。
いやねぇ。
- あおましーん
- 2012/07/09(Mon)19:03:05
- 編集
Another
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バイク乗ったりうまいもん食ったり本読んだり写真撮ったり音楽聴いたり旅人に憧れれつつ人生迷子中だったり。
お問い合わせは wanito.kagekisuあっとgmail.com まで
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