Middle Tempo Magic

まさかの買い間違えで、昨晩あわてて買い直したドリブンスプロケット。
サンスターは日本製で高精度なのだ。




恐るべし、ノーマルのスプロケの耐久力。
5万kmも使ったのにこうやって見比べてもほとんど削れてない。
ただし、重さはジュラルミン製のサンスターの方が圧倒的に軽い、たぶん半分ぐらいです。




スプロケを止めているボルトは頑固な汚れがこびり付いていたので出来る限り綺麗に掃除。
新品のスプロケを取り付ける際、こういう面になってるものは、時計回りとかではなく星型に締めていくらしい・・・
とどこかで聞いた気がするけど、気のせいかも。
ここはネジロック使用の指定は無し。トルクレンチでしっかりトルク管理。




お次は、お待ちかねのチェーン。
新しいチェーンを巻き巻きしたら、付属のカシメジョイントで連結。
ちなみにカシメ式ではなく、別売りのクリップ式のジョイントというのもあって、そちらはしかも特殊工具が不要だし、ジョイントは再利用可能。
ただし、カシメよりも弱いので、小排気量の車体向けなんだとか。




ジョイントで繋いだら、プレートを専用工具で圧入します。
プレートの穴は、ちょっとやそっとじゃ抜けないように、ピンに対してかなりキツキツな設定になっており、圧入するのも、穴をぐりぐりと押し広げながらやる感じ。
圧入自体は、工具を説明書通りに操作すれば簡単なんだけど、どこまで圧入すればいいのかは、0.1mm単位で指定があるので、ノギスで測りながら慎重に慎重に・・・。
これが、慣れてないせいもあってかなり面倒くさい。腰が痛くなった。




圧入が出来たら、専用工具でピンの先っちょをカシメて抜けなくします。
ここもまた、専用工具があれば難しくはないけど、0.05mmの精度が求められるので、手に汗握る感じ。
って、汗が出るのは暑いからか・・・。




チェーン張り、というか前後ホイールの整列には本当に自信がない。
スイングアームに目盛りがついていますが、左右の目盛りはアテにならないそうな。
しかも、SSの場合、アクスルを締め付けるトルクが強大であるため、スイングアームが伸びる形となり、アクスル締めるとチェーンの遊びが減るし、調整は緩めないと出来ないし。

リアホイールを真っ直ぐにする方法というのも、本で読んだ事があるけど、イマイチよくわからず。
なんとなくで調整して、とりあえず完了。

新品のチェーンはルブまみれの状態で梱包されているので、最後に余分なルブをふき取って、完成です！
鈍く黄金に光るスプロケがシブいです。




とまあ、ずいぶんと手間取ってしまったけど、勉強になりました。
ラップタイマー装着は、ステーとか配線の材料を購入して、また今度。
タイヤ交換もBSの新作S20を買ったけど、装着はまた今度。
ちょろっと走ってみましたが、新しいチェーンは音が静かだし、空走距離も長いし、ほんと滑らかです。
ホイールの整列がすごく気になります・・・。

【追記】
アストロプロダクツのチェーンアライメントツールで調整しました。
ただの目視だと結構ずれていましたよ、エエ・・・。