Middle Tempo Magic

(´･ω･`)･ω･`)　ｷｬｰ
/　　つ⊂　　＼　　ｺﾜｰｲ

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そんなわけなくて、今回は普通のツーレポ風。

出発が6時半前と予定よりも遅くなったので、中央道ですぐに渋滞につかまってしまう。
高尾ICからの方が近いのに、昔の癖で八王子ICに行ってしまうし・・・。
イマイチ流れが悪いままノンストップで9時に諏訪ICで高速を降りたら
ちょっと休憩してR152で杖突峠へ。

普段は流れはまあまあ良いのだけど、あいにく、高遠の桜祭り真っ只中で
峠道に入ってすぐに観光バスを先頭にカルガモ走行を10km以上続けてで疲れてしまった。

高遠には見向きモせずにR152南下を継続。
高遠に人が集中した反面、すっかり有名どころになって糞詰まりの分杭峠はガラガラ。
デコボコで砂とか砂利とか当たり前のタイトなクネクネを快調に飛ばして登って降りて
フォッサマグナの中央構造線沿いのなだらかな田園地点を抜けたら
またまた地蔵峠、蛇洞林道と気の遠くなるような酷道の天丼です。



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午前中はひたすら走り続けて草臥れたので、目的の木沢小学校の近くのお食事処
「秋元ていしゃば」でお昼ごはんです。

ここは、鹿肉など地元の食材を使った料理が味わえるってことなので
「ジンギス丼」と迷って「鹿丼」というのを頼んでみました。




むむむ！

若干の臭みと締まった食感を持ちながらも、ジューシーでうまみの濃い味わいは
牛肉とは一味違った野性味に溢れており、甘みのある和風タレの卵とじとの
マッチングも大変グッドで、これはいかにも鹿肉！という食の楽しみを
あますとこなく味わえる満足の逸品ですぞ！

ということは全くなく、まずくはないけどコレジャナイ感が溢れており
お店がバイク乗り達で混んでいて(何しろ周りに店がないし)
かなり待たされてしまったし。

でも女将さんはいい人そうで観光っぽい井出達の店なのにアットホームな感じでした。




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食事の後はお待ちかねの旧木沢小学校。
にゃんこ校長の「たかね」ちゃんがお出迎えです。




図書館です。
ボロボロの本からはみんなが読書熱心だった様子が伺えるのですが
恐龍ではなく恐竜じゃなかろうか・・・。




音楽室もといビタ牛乳。








音楽室といえば、コレ。
楽聖ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーベン。
サムラゴウチとは違うのです。





じかんわりが残ってました。




理科室です。
なかなかいい朽ち果て具合。




教室に入ると光景は一気にノスタルジックに。




といっても、私はあまり学校が楽しかった記憶がないので
喚起されるのはどちらかと言うと負の感情ばかりなのですが。




子供の頃を思い出してくださいって言われても(以下略)




校内のオルガンは、ボランティアの方がメンテしてくれているので
いまでもちゃんと弾くことができます。
校歌の楽譜もあるのでちょっと弾いてみたりもできちゃいますよ。




これは演出かな？
小学生にしては字がきれいだし迷いがないし100点だし。




古い木造校舎を保存していかにも懐かしい思い出の学校風を装ってるので
飾られている当時の写真はみな輝いて見えてしまうのだけど
この中で本当に笑っている子は何人居るのだろうかとか邪推してしまう。




革張りの校長の椅子の掛け心地はどんなもんでしょう。
無人となった今となってはただの椅子なので想像することしか出来ません。




今は取り壊されてしまいましたが、私の通った中学校も
ちょうどこんな感じの桜が見える古い木造校舎でした。
個人的な思い出はさておき、木造はいかにも学び舎って感じで、やはり良いですね。




シシドジョウごっこ。




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痛痒いような心持になりながらも、被写体が多くて気がつけば時刻は15時を回ってしまい。
R152の道のりはまだまだ長いので急ぎます。

工事が困難なために国道の不通区間がいくつも存在し
なおかつ離合が難しいタイトで険しい峠道が続くR152ですが
近年は徐々に改良が進み、道が綺麗になったり次々にトンネルが作られていたり。




秘境を求めて走るライダーにとっては残された貴重なフロンティアなので
ちょっと寂しい気もしますけど、住民はそんなこと言ってられないですしね。

かつて日本が誇る土木技術が辛酸を舐めて敗退した青崩峠も
長年、兵越峠が迂回になっていましたが、どどーんとトンネルが通るようです。




以前、CRMでこのバッテンの地点まで行って
あまりの崖の高さに天を仰ぎながら絶句した覚えが。