Middle Tempo Magic
人混みの中に埋もれ埋もれ
遥かなるタウシュベツ1
タウシュベツ橋梁(タウシュベツきょうりょう)は
北海道上士幌町の糠平湖にあるコンクリート製アーチ橋。
その存在を初めて知ったのはたぶん10年以上前にもなろうか。
たしか実家に届いたJAFメイトの表紙で見たのが最初だったと思う。
林業が盛んだった昭和初期に国鉄士幌線の橋として活躍するも
冬季の発電用ダムとして糠平湖が造られたため
僅か十数年の短い使命を終えて湖底に沈むことになる。
以降は水位が下がる冬の間のみ姿を現す幻の橋となるのだが
凍った状態での水位の変化と厳しい温度差のために徐々に侵食されて
今のようななんとも言えぬ姿となったのだ。
これをこの目で見てみたい!
と、ハンマーで殴られたような衝撃と共に思ったものの
問題は北海道独特の気候、これである。
北海道と言えばツーリングの聖地なのでどうにもこうにも
バイクで行かないと気がすまないのがライダーの性というもの。
北海道出身のライダーに聞くと、バイクシーズンはGW明けで
春はまだまだ雪が残ってるよ的な話を聞いていたので
ずっと恋焦がれつつも諦めていたのだ。
◆◆◆◆◆
転機となったのは昨年。
タウシュベツ橋梁の状態は危機的で、近い将来倒壊の危険があるという話を耳にして
こうなったらバイクじゃなくても行くっきゃないと思い立つのだけど
レンタカーとか電車とかバスが面倒臭すぎて、思い切ってバイクで行っちゃおうと。
ぐぐってみると、意外にも毎年のようにGWにツーリングしているという人が
大勢いるから、もう、鼻息荒くしてフェリーやら宿やら予約するも
まさかのまさか、30年ぶりの春の大吹雪・・・!
前日ドタキャンで行き先を四国に切り替えたのでした。
そんなわけで今年はリベンジで、昨年の敗退の経験を全く生かすことなく
3月頭に早々にバイクのフェリーを予約し、宿も確保。
それから約二ヶ月、粛々と理不尽な仕事の日々を我慢して我慢して
いよいよ連休の始まり始まりー。
◆◆◆◆◆
今回の日程は以下の通り。
04/30(水) 夜に自宅(発)
05/01(木) 深夜に大洗港フェリー(発)、夜に苫小牧港(着)、苫小牧(泊)
05/02(金) 苫小牧→襟裳岬→糠平温泉
05/03(土) タウシュベツ橋梁、帯広(泊)
05/04(日) 帯広→夕方に苫小牧港フェリー(発)
05/06(火) 昼に大洗港(着)→夕方に自宅(着)
◆◆◆◆◆
そんなわけで、迎えた連休の間の4/30(水)。
この日は大洗から25時30分出航のフェリーに乗るために
22時半ごろにフェリーターミナルで乗船手続きして、乗り込まねばなりません。
自宅の相武台から大洗までは約180kmで所要時間は2時間半。
◆◆◆◆◆
きっちり定時で上がろうとするも、空気読めない上司に捕まってしまいちょい残業。
2ヶ月前から大声で予定は伝えてあるのに・・・。
さらに、昨晩興奮しすぎて眠れなかったせいか電車を乗り過ごしてしまい、
前日から荷造りしておいた荷物を積み込んで出発したのが、予定から1時間遅れの21時。
しかも、強風と豪雨っぷりに、ちょっと出かけるのをためらう感じ。
◆◆◆◆◆
ツーリングは飛ばさずのんびりが楽しく安全に乗るポイント。
が、フェリーに乗り遅れてしまってはどうしようもないし。
しかたなく、禁断のたまごビーストモード発動ボタンをぽちっと・・・
慌てすぎてルートを再確認せずに高速道路に乗ってしまったので
記憶と看板を頼りに走り続けてちょい不安でした。
なんとか23時に雨で転倒することもマシントラブルもバッグのレインカバーが
飛んで行ったり破けたりすることもなく(過去には破けたり飛んだことも)
無事に大洗フェリー乗り場に到着。
手続きを済ませたら、もう車両の積み込みが始まっていたので、すぐに乗船。
本当はコンビニで買出ししたかったんですけどね。
◆◆◆◆◆
案内に従って駐輪したら、タイダウンベルトで固定してもらい、客室へ。
やはりGWの北海道ツーリングは一般的ではないのかバイクは2台だけ。
北海道行きは混み混みしか知らなかったから意外です。
フェリーに持ち込む荷物(ジャージとか洗面道具)を予めエコバッグに詰めて
シートバッグに入れておくとスムーズです。
反対に失敗したのは、タイダウン用の短いサブベルトと
フロントブレーキをかけておくためのゴムを忘れたこと。
というのもフルカウル車はベルトを掛けられる場所が限られている上に
自分のはタンデムステップもないので、ますますやりにくい。
普段トランポに積むときのようにサブベルトを用意しておけば
固定方法の自由度が上がりそうです。
ゴムは言わずもがな、フロントブレーキをかけておけば
時化でバイクがひっくり返るリスクはかなり低減されますし。
今回は荷物用のゴム紐で代用しましたけど。
あと、黙っているとフォークのインナーチューブのストローク部分とか
ホイールに直接タイダウンベルトを掛けられてしまうことがあるから注意。
布を当ててもらうとか、傷ついても支障のない場所を指定したほうがいいと思います。
◆◆◆◆◆
乗ったのは北海道行きフェリーの代名詞。
商船三井の「さんふらわあ」です。
初めて乗りましたが、まずびっくりするのが、その規模。
今まではほとんど青森函館間だったので、でかいわ設備が充実してるわで驚いた。
(苫小牧八戸間のシルバーフェリーも同型だけど、ずっと寝てたので気がつきませんでした)
ちなみに便によって船内の設備は多少異なるようで
深夜便の「だいせつ」は雑魚寝の部屋がなくて、最低でもベッド付きの相部屋。
ベッドの隅には一応、一人分の手荷物を置くぐらいなら十分な棚があります。
貴重品が心配な人はコインロッカーへ。(無料でした)
◆◆◆◆◆
カジュアルルーム大人1名、バイク750cc1台で27,300円。(WEB割引適用)
大洗までの高速代とガス代を入れると30,000円ぐらい。
いままで自走命でしたけど、体力とタイヤ温存、ガス代、高速代
事故のリスクなどなど考えると妥当ではないでしょうか。
高速道路自走+青森函館フェリーだと、総額2万円強ですが
約10時間、700kmの高速移動は結構しんどいものです。
自走は高速も下道も何度かやったのでもう十分という気分。
◆◆◆◆◆
乗船してすぐに、革パンとライディングジャケットを脱いだらジャージに着替えてすぐ風呂。
これがまたちょっとした銭湯ぐらいもあるしサウナや水風呂まである。
お湯がめちゃくちゃ熱かったけど、刺青の運ちゃんがおっかなくてうめられず。
◆◆◆◆◆
風呂から上がるとちょうど出航でした。
さらば本州。いくぜ北海道。
◆◆◆◆◆
深夜便の「だいせつ」は食堂がないけど大きなラウンジがあります。
自販機いっぱい、漫画や本もちょいちょい、TV数台。
自販機はパーキングエリアみたいな冷凍食品シリーズやらお菓子やらが充実。
フェリーらしく歯ブラシとかタオルも売ってます。
飲み物に関しては、割高なのかと思ったら、下界と同じ値段でした。
そんなわけで夜もすっかり更けていますが、とりあえずカシュっと祝杯。
北海道限定の札幌クラッシックが上陸前から飲める、クー!
こういう非日常で食うカップ麺って何故めちゃくちゃ美味いんだろうねえ。
◆◆◆◆◆
そして洋上で迎えた5/1(木)、旅の2日目。
日の出が4時半頃というので頑張って起きてみたけど
あいにく見渡す限り亡羊とした海、というか、雲しか見えない。
寝なおした後、ちょこちょこと船を探検。
フロントはビジネスホテルみたいですね。
時々、謎のボタンとかがあるのだけど、やっぱり押しちゃまずいよね。
「サロン」と書いてある部屋はその名の通りちょっとブリティッシュで
晴れていれば前方の眺望が楽しめる構造になってます。
みんな「サロン」か「ラウンジ」で漫画読んだりTVみたりネットしたり酒飲んだり。
(だいたいは普通に携帯電話の電波が入ります)
何しろ到着が20時前だから、一日が長い。
自分も朝からビール飲んだりしてだらだら。
朝ごはん?昼ごはん?はニチレイの冷凍食品のマーボー丼。
夕方になった初めて太陽がちょこっとだけ姿を現しました。
で、すぐに消えました。
見えるのはただただ広がる海のみ。
陸地は全然見えないし、時々真っ白で何も見えなくなるので
ホントどこへ向かってるんだろうっていう不思議な感じ。
やっぱり磁石とGPSが頼り?
もういい加減うんざりしつくして、何もしてないのにすっかりくたびれたところで
苫小牧入港の艦内放送が流れるとみんなわあっと色めき立ちデッキへ。
おお、本当にやってきたんだなあ!とテンションあがります。
◆◆◆◆◆
3年振り、3度目に踏みしめる北の大地!(バイクを除けば4回)
心配だった気温は思ったほど寒くなくて東京神奈川の3月ぐらいでしょうか。
初めての上陸時は夏にも関わらず重ね着したような記憶があるので
気合を入れていましたが、準冬装備で特に問題なく。
(念のため真冬装備も準備していましたが)
ガソリン入れて西港からだだっぴろい国道を数km走ると
苫小牧駅近くの「ホテル 杉田」さんに21時ごろにチェックイン。
ここが安いけどとても居心地よくて、ビジネスホテルとしては文句なしのとこでした。
◆◆◆◆◆
とりあえず飯だ。
地方都市の飲み屋に行くのが旅の楽しみなのだけど
この時間だとほとんどやってないので歩いてすぐのところにあった吉野家へ。
北海道で食べる牛丼の味は果たして・・・!?
うん、普段と全然変わらんなあ。
◆◆◆◆◆
そして普段と変わらずセブンイレブンで晩酌のねたを購入。
北海道でコンビニと言えばセイコーマートってイメージですけど
大きい街だと意外と見かけなくてセブンかローソンの勢力が強いようです。
そんなわけで、無事じょうりく。よかった!
本日のミッションはこれにて完了。
明日からの3日間がいよいよツーリングの本編です。
◆◆◆◆◆
昨日と本日の走行距離 187.5km
■04/30(水)
21:00 自宅(発)
↓東名・首都高・常磐道
■05/01(木)
23:00 大洗港(着)、乗船手続
01:45 大洗港(発)
↓フェリー
19:45 苫小牧港(着)
20:30 下船
↓ R36
21:00 苫小牧ホテル杉田、チェックイン
3日目へ続きます。
北海道上士幌町の糠平湖にあるコンクリート製アーチ橋。
その存在を初めて知ったのはたぶん10年以上前にもなろうか。
たしか実家に届いたJAFメイトの表紙で見たのが最初だったと思う。
林業が盛んだった昭和初期に国鉄士幌線の橋として活躍するも
冬季の発電用ダムとして糠平湖が造られたため
僅か十数年の短い使命を終えて湖底に沈むことになる。
以降は水位が下がる冬の間のみ姿を現す幻の橋となるのだが
凍った状態での水位の変化と厳しい温度差のために徐々に侵食されて
今のようななんとも言えぬ姿となったのだ。
これをこの目で見てみたい!
と、ハンマーで殴られたような衝撃と共に思ったものの
問題は北海道独特の気候、これである。
北海道と言えばツーリングの聖地なのでどうにもこうにも
バイクで行かないと気がすまないのがライダーの性というもの。
北海道出身のライダーに聞くと、バイクシーズンはGW明けで
春はまだまだ雪が残ってるよ的な話を聞いていたので
ずっと恋焦がれつつも諦めていたのだ。
◆◆◆◆◆
転機となったのは昨年。
タウシュベツ橋梁の状態は危機的で、近い将来倒壊の危険があるという話を耳にして
こうなったらバイクじゃなくても行くっきゃないと思い立つのだけど
レンタカーとか電車とかバスが面倒臭すぎて、思い切ってバイクで行っちゃおうと。
ぐぐってみると、意外にも毎年のようにGWにツーリングしているという人が
大勢いるから、もう、鼻息荒くしてフェリーやら宿やら予約するも
まさかのまさか、30年ぶりの春の大吹雪・・・!
前日ドタキャンで行き先を四国に切り替えたのでした。
そんなわけで今年はリベンジで、昨年の敗退の経験を全く生かすことなく
3月頭に早々にバイクのフェリーを予約し、宿も確保。
それから約二ヶ月、粛々と理不尽な仕事の日々を我慢して我慢して
いよいよ連休の始まり始まりー。
◆◆◆◆◆
今回の日程は以下の通り。
04/30(水) 夜に自宅(発)
05/01(木) 深夜に大洗港フェリー(発)、夜に苫小牧港(着)、苫小牧(泊)
05/02(金) 苫小牧→襟裳岬→糠平温泉
05/03(土) タウシュベツ橋梁、帯広(泊)
05/04(日) 帯広→夕方に苫小牧港フェリー(発)
05/06(火) 昼に大洗港(着)→夕方に自宅(着)
◆◆◆◆◆
そんなわけで、迎えた連休の間の4/30(水)。
この日は大洗から25時30分出航のフェリーに乗るために
22時半ごろにフェリーターミナルで乗船手続きして、乗り込まねばなりません。
自宅の相武台から大洗までは約180kmで所要時間は2時間半。
◆◆◆◆◆
きっちり定時で上がろうとするも、空気読めない上司に捕まってしまいちょい残業。
2ヶ月前から大声で予定は伝えてあるのに・・・。
さらに、昨晩興奮しすぎて眠れなかったせいか電車を乗り過ごしてしまい、
前日から荷造りしておいた荷物を積み込んで出発したのが、予定から1時間遅れの21時。
しかも、強風と豪雨っぷりに、ちょっと出かけるのをためらう感じ。
◆◆◆◆◆
ツーリングは飛ばさずのんびりが楽しく安全に乗るポイント。
が、フェリーに乗り遅れてしまってはどうしようもないし。
しかたなく、禁断のたまごビーストモード発動ボタンをぽちっと・・・
慌てすぎてルートを再確認せずに高速道路に乗ってしまったので
記憶と看板を頼りに走り続けてちょい不安でした。
なんとか23時に雨で転倒することもマシントラブルもバッグのレインカバーが
飛んで行ったり破けたりすることもなく(過去には破けたり飛んだことも)
無事に大洗フェリー乗り場に到着。
手続きを済ませたら、もう車両の積み込みが始まっていたので、すぐに乗船。
本当はコンビニで買出ししたかったんですけどね。
◆◆◆◆◆
案内に従って駐輪したら、タイダウンベルトで固定してもらい、客室へ。
やはりGWの北海道ツーリングは一般的ではないのかバイクは2台だけ。
北海道行きは混み混みしか知らなかったから意外です。
フェリーに持ち込む荷物(ジャージとか洗面道具)を予めエコバッグに詰めて
シートバッグに入れておくとスムーズです。
反対に失敗したのは、タイダウン用の短いサブベルトと
フロントブレーキをかけておくためのゴムを忘れたこと。
というのもフルカウル車はベルトを掛けられる場所が限られている上に
自分のはタンデムステップもないので、ますますやりにくい。
普段トランポに積むときのようにサブベルトを用意しておけば
固定方法の自由度が上がりそうです。
ゴムは言わずもがな、フロントブレーキをかけておけば
時化でバイクがひっくり返るリスクはかなり低減されますし。
今回は荷物用のゴム紐で代用しましたけど。
あと、黙っているとフォークのインナーチューブのストローク部分とか
ホイールに直接タイダウンベルトを掛けられてしまうことがあるから注意。
布を当ててもらうとか、傷ついても支障のない場所を指定したほうがいいと思います。
◆◆◆◆◆
乗ったのは北海道行きフェリーの代名詞。
商船三井の「さんふらわあ」です。
初めて乗りましたが、まずびっくりするのが、その規模。
今まではほとんど青森函館間だったので、でかいわ設備が充実してるわで驚いた。
(苫小牧八戸間のシルバーフェリーも同型だけど、ずっと寝てたので気がつきませんでした)
ちなみに便によって船内の設備は多少異なるようで
深夜便の「だいせつ」は雑魚寝の部屋がなくて、最低でもベッド付きの相部屋。
ベッドの隅には一応、一人分の手荷物を置くぐらいなら十分な棚があります。
貴重品が心配な人はコインロッカーへ。(無料でした)
◆◆◆◆◆
カジュアルルーム大人1名、バイク750cc1台で27,300円。(WEB割引適用)
大洗までの高速代とガス代を入れると30,000円ぐらい。
いままで自走命でしたけど、体力とタイヤ温存、ガス代、高速代
事故のリスクなどなど考えると妥当ではないでしょうか。
高速道路自走+青森函館フェリーだと、総額2万円強ですが
約10時間、700kmの高速移動は結構しんどいものです。
自走は高速も下道も何度かやったのでもう十分という気分。
◆◆◆◆◆
乗船してすぐに、革パンとライディングジャケットを脱いだらジャージに着替えてすぐ風呂。
これがまたちょっとした銭湯ぐらいもあるしサウナや水風呂まである。
お湯がめちゃくちゃ熱かったけど、刺青の運ちゃんがおっかなくてうめられず。
◆◆◆◆◆
風呂から上がるとちょうど出航でした。
さらば本州。いくぜ北海道。
◆◆◆◆◆
深夜便の「だいせつ」は食堂がないけど大きなラウンジがあります。
自販機いっぱい、漫画や本もちょいちょい、TV数台。
自販機はパーキングエリアみたいな冷凍食品シリーズやらお菓子やらが充実。
フェリーらしく歯ブラシとかタオルも売ってます。
飲み物に関しては、割高なのかと思ったら、下界と同じ値段でした。
そんなわけで夜もすっかり更けていますが、とりあえずカシュっと祝杯。
北海道限定の札幌クラッシックが上陸前から飲める、クー!
こういう非日常で食うカップ麺って何故めちゃくちゃ美味いんだろうねえ。
◆◆◆◆◆
そして洋上で迎えた5/1(木)、旅の2日目。
日の出が4時半頃というので頑張って起きてみたけど
あいにく見渡す限り亡羊とした海、というか、雲しか見えない。
寝なおした後、ちょこちょこと船を探検。
フロントはビジネスホテルみたいですね。
時々、謎のボタンとかがあるのだけど、やっぱり押しちゃまずいよね。
「サロン」と書いてある部屋はその名の通りちょっとブリティッシュで
晴れていれば前方の眺望が楽しめる構造になってます。
みんな「サロン」か「ラウンジ」で漫画読んだりTVみたりネットしたり酒飲んだり。
(だいたいは普通に携帯電話の電波が入ります)
何しろ到着が20時前だから、一日が長い。
自分も朝からビール飲んだりしてだらだら。
朝ごはん?昼ごはん?はニチレイの冷凍食品のマーボー丼。
夕方になった初めて太陽がちょこっとだけ姿を現しました。
で、すぐに消えました。
見えるのはただただ広がる海のみ。
陸地は全然見えないし、時々真っ白で何も見えなくなるので
ホントどこへ向かってるんだろうっていう不思議な感じ。
やっぱり磁石とGPSが頼り?
もういい加減うんざりしつくして、何もしてないのにすっかりくたびれたところで
苫小牧入港の艦内放送が流れるとみんなわあっと色めき立ちデッキへ。
おお、本当にやってきたんだなあ!とテンションあがります。
◆◆◆◆◆
3年振り、3度目に踏みしめる北の大地!(バイクを除けば4回)
心配だった気温は思ったほど寒くなくて東京神奈川の3月ぐらいでしょうか。
初めての上陸時は夏にも関わらず重ね着したような記憶があるので
気合を入れていましたが、準冬装備で特に問題なく。
(念のため真冬装備も準備していましたが)
ガソリン入れて西港からだだっぴろい国道を数km走ると
苫小牧駅近くの「ホテル 杉田」さんに21時ごろにチェックイン。
ここが安いけどとても居心地よくて、ビジネスホテルとしては文句なしのとこでした。
◆◆◆◆◆
とりあえず飯だ。
地方都市の飲み屋に行くのが旅の楽しみなのだけど
この時間だとほとんどやってないので歩いてすぐのところにあった吉野家へ。
北海道で食べる牛丼の味は果たして・・・!?
うん、普段と全然変わらんなあ。
◆◆◆◆◆
そして普段と変わらずセブンイレブンで晩酌のねたを購入。
北海道でコンビニと言えばセイコーマートってイメージですけど
大きい街だと意外と見かけなくてセブンかローソンの勢力が強いようです。
そんなわけで、無事じょうりく。よかった!
本日のミッションはこれにて完了。
明日からの3日間がいよいよツーリングの本編です。
◆◆◆◆◆
昨日と本日の走行距離 187.5km
■04/30(水)
21:00 自宅(発)
↓東名・首都高・常磐道
■05/01(木)
23:00 大洗港(着)、乗船手続
01:45 大洗港(発)
↓フェリー
19:45 苫小牧港(着)
20:30 下船
↓ R36
21:00 苫小牧ホテル杉田、チェックイン
3日目へ続きます。
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フェリー
船で旅行っていいよね☆バイクって、ああやって固定するのね。
炎の転校生が気になったんだけど(笑)。
炎の転校生が気になったんだけど(笑)。
- yuki
- 2014/05/18(Sun)09:29:03
- 編集
遥かなるタウシュベツ1
遥かなるタウシュベツ1
そこの吉野家、実家の近くです♪
- Kama
- 2014/05/18(Sun)23:23:51
- 編集
遥かなるタウシュベツ1
>kamaさん
あれ、kamaさん、トマコマイヤーでしたか。
てっきり札幌出身だと思ってました。
いいですねえ、実家が北海道。
私も仕事があれば移住したい。
それか九州か名古屋がいいな・・・。
あれ、kamaさん、トマコマイヤーでしたか。
てっきり札幌出身だと思ってました。
いいですねえ、実家が北海道。
私も仕事があれば移住したい。
それか九州か名古屋がいいな・・・。
- たまご
- 2014/05/19(Mon)12:32:52
- 編集
遥かなるタウシュベツ1
うおおおおお ほっかいどぉぉぉぉぉぅぅぅぅ
ツーレポ超楽しみにしております。
急かす気はないけど ( ゚∀゚)o彡°ハヨハヨ
ツーレポ超楽しみにしております。
急かす気はないけど ( ゚∀゚)o彡°ハヨハヨ
- まほん
- 2014/05/19(Mon)21:34:34
- 編集
遥かなるタウシュベツ1
>まほんさん
うぉぉぉx、たまごせんせいの作品が読めるのは当サイトだけ!
たまごせんせいに励ましのお便りを。
だけど励ましよりもお金が欲しいっ><
うぉぉぉx、たまごせんせいの作品が読めるのは当サイトだけ!
たまごせんせいに励ましのお便りを。
だけど励ましよりもお金が欲しいっ><
遥かなるタウシュベツ1
船旅・・・時間かかるけどのんびりしてていいですよね(^^)/
乗ってる時間帯によっては暇すぎる場合もありますけど、
そんときは猫のごとく寝て過ごします(^_^;)
乗ってる時間帯によっては暇すぎる場合もありますけど、
そんときは猫のごとく寝て過ごします(^_^;)
- まさくん
- 2014/05/20(Tue)05:58:23
- 編集
遥かなるタウシュベツ1
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バイク乗ったりうまいもん食ったり本読んだり写真撮ったり音楽聴いたり旅人に憧れれつつ人生迷子中だったり。
お問い合わせは wanito.kagekisuあっとgmail.com まで
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