Middle Tempo Magic

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さてと。

今日は本社勤めならソッコーで自宅警備員を決め込むつもりだったけど
常駐外勤でこんな時でもバリバリ仕事がありそうな現場なので
堂々と休むには肩身が狭すぎます。

で、朝は始発を狙って駅に向かってみたものの
小田急線は夜遅くまで運休決定一点張りのイケズっぷり。
バスで東急田園都市線の駅まで移動して
車両をパンパンに膨張させながら2時間以上かけて到着。

予想通り、割と皆さんフツーに出社していました。
しかも定時どおり来ていました。

一旦、会社に到着してしまえば、都心は停電がないので思ったより平和。
ただし、時折、大きな余震もあり、原発事故のニュースもあり、
そのたびにTVの前に人が集まっていました。

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原発事故と停電について。

事故後の対処や、事前の(普段からの)体制作りには
かなりの不信感でいっぱいです。

停電は情報の誤りがあったり、再三の訂正があったり
電力会社や政府側の対応の悪さがこれ以上ないほど露呈していたし
バックアップがことごとく役に立たなかったという事実には憂慮せざるを得ません。

モノがモノだけに、安全対策に万全を期すのは当たり前。
それこそ、やりすぎなんてないぐらいで
「これでもか！」 ってほどやっても足りないぐらいかとも思うのだが
その「これでもか！」が足りなかったんじゃないかなあ。

あと、天災だから「ある程度は」仕方がないとはいえ
その後のゴタゴタが酷すぎやしないか。

NASAじゃ、宇宙に行くのに、最悪の、さすがにコレはないだろう、
っていう本当に最悪の事態も想定しての多数のシナリオ作りを行い
訓練ではシミュレーションを繰り返すといいます。

アポロ13号の事故では、その、さすがにコレはないだろう
という想定を超えた事態が発生したものの
次々に発生するトラブルにダイナミックに対処したわけですが。
それに比べて、日本の原発のサバイバル能力はいかほどのものなんだろう。

原発っていうと、どういうわけか、普段から、ヒューマンエラーが多いですよね。
しかも、報道を聞くとつまらないものばかり。
どうして、原発でそんなにヒューマンエラーが起きるのか。

なので、今までソフト面でダメだったけど、ハード面は信頼していい
という感じで売ってたけど、ハードもソフトもダメってなると
長期的な国家の在りかたそのものにも影が差してしまう。

今、ちゃんと調べずに言ってますけど、普段からの危機管理体制ってどうなってんの？
さすがに、国家レベルのシロモノだから、当然しっかりしていると信じたいけど
こんなのじゃ疑いたくなってしまいます。

と、文句ばかり書いてしまいましたが、現場で対応にあたっている皆様。
中には被爆されてしまった方や、爆発で怪我をされてしまった方もいらっしゃると聞きます。
大変だと思われますが、がんばってください。
申し訳ありませんが、これしかいえません。
本当にお疲れ様です。