Middle Tempo Magic

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先週「絶対に房総に行く」とか言ってましたが
チョコラBBのCMのように疲れてたので昼までゴロゴロ。
が、天気もいいのにモッタイナイ。

そういえば、先日、こことかここにで出てきた、このラーメンがおいしそう！
聞けば、上質なラーメンを提供する老舗で、結構な人気らしい。
割と近所っぽかったので、夕食にレッツラゴーというわけです。

さてさて、このズンド・バー。

地図をみて薄々気が付いてはいたのですが・・・
厚木の山奥の七沢温泉の住宅街の中にありまして、どこにあるのかわかりにくい。

だいたい多くの神奈川県民は、相模原とか厚木なんてどこにあるのか知らないし
七沢温泉なんてマイナーな温泉地に至っては、相模原の民でもハテ？と首を傾げるぐらい。
しかも国道や県道沿いではなく住宅街の中とときてる。

そう、だから、厚木の山奥の七沢温泉にあるというのはわかっているのに
どこにあるのかわからない、というか正直なところサッパリわからないのだ。

気温3度のクソ寒い中、うろうろした挙句、
スマホのナビを使って命からがら・・・みたいな態でたどり着きましたよ。

しかし最後は、ああっ、あそこに明かりが！
って、感じで発見したのではなくて、夜のしじまを破るが如く
鼻腔に飛び込んできた、色鮮やかな香りでした。

これには期待が高まります。


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山奥にも関わらず、その人気は留まることを知らぬようで
駐車場も山奥のラーメン屋にしては結構な大きさ。

そして、山奥に似つかわしくないグレーを基調としたお店からはヒップホップなBGMが聞こえてくるし
覗いてみれば、ZIMAのランプがあってみたりして、クラブかライブハウスみたいな感じ。
なんか、スレンダーで綺麗な店員のおねいさんもいるし・・・。
本当にラーメン屋さんなのかちょっとどきどき。
(たまごは、スーパーシャイなので綺麗なお姉さんが苦手なのだ)

ラーメンを出すバーなのか、ラーメン屋さんだけどバーなのか？
とも思ったのだけど、メニューをみると、普通にラーメン＆ごはんものでした。
どうやらバーみたいなラーメン屋さんらしく、一安心・・・。


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魚介＋鶏系のシンプルなスープが塩ラーメンがウリの模様。
他に、冬限定の味噌とかつけ麺もありましたが、ひとまずはベーシックに塩ラーメンと
写真が美味しそうだったので炙りチャーシュー丼を頼みました。

ラーメンは、先述の通り香りが良いのが印象的でした。
自慢のスープは今や物珍しい感じではなくなってしまいましたが
シンプルながら丁寧でおいしいですね。
昔、鎌倉にあった「ひなどり」に似ているかな？(今は江ノ島にあるはず)

でも、この手の魚介を使った塩ラーメンでありがちなのだけど、残念なことが一点・・・。
スープは熱々の方がラーメンとしては美味しいと思うけど
スープ自体は麺を食べ終わって冷めてからの方が、数段美味しいと思うのです。
熱々だと、温いときよりまろやかさがなくて、なんか刺々しいというか。
つい、そんな高い要求をしてしまうのも、もちろん、おいしいからなんですけどね。

対するチャーシュー丼は言うことナシでした。
文句を言うならちょっと高い、ところかな・・・。
チャーシュー丼って、甘くて濃いタレで味付けされていて
ラーメンと一緒に食べて比べて変化がないことが多いけど
大根とポン酢であっさりしているし、チャーシューが香ばしくてよかったです。

店員さんの接客が丁寧なのもいいですね。
場所も覚えたし、次はつけ麺を試してみようかしらん？