Middle Tempo Magic

鶴見線の駅めぐりは国道駅で始まり、本命の海芝浦駅へ。

が、海芝浦駅は東京湾に浮かぶ埋立地にある東芝の敷地内にあるため
鶴見線でしか訪れることが出来ない、言わば孤島の終着駅。
(だからこそ行きたいわけだけど)

そんなわけで、鶴見線に乗る必要があるのだが
国道駅にはバイクで行ったのだけど国道15号沿いという立地なこともあって
予想通りバイクを置いておくような場所がない。

そこで、1つ先の工業地帯の中にある浅野駅まで行ってみる。
だだっぴろい港湾区域だからバイクぐらい停められると思ったら
そこも、私のような人が大勢訪れるからだろうか。
至る所に駐車駐輪禁止の警告がこれでもかってほど貼られている。

ちょこっとあたりを捜したらすぐ近くに入船公園という大きな運動公園があったので
そこの駐輪場にバイクを停めて徒歩で浅野駅にやってきた。




例によって無人駅。
普段あまり目にしない箱たちがお出迎え。

たしか切符を売っていない無人駅では乗車駅証明書を買って
車内とか降りる駅とかでお金を払うシステムだったはず。
ということは今は切符を売ってるけど、以前は売っていなかったのだろうか。




自動改札はないが、簡易Suica機が導入されている。




こちらの年季の入ったやつは切符を回収する箱。




海芝浦までの130円の切符を買ってホームへ行ってみると
入船公園で運動を楽しんだ帰りと思われるジャージ姿の人々や
いかにも鶴見線を目当てにやってきた撮影機材を持ったカメコとかテツな人々で
無人駅にも関わらず、思いのほか賑わっていた。
鶴見線ツアーな面々は、老若男女、幅広い客層だったのもちょっと意外だ。




1時間に約1本の海芝浦行きの電車を待つうちに、サンセットタイムが近づき。










ガタンゴトン揺られていよいよ待ち焦がれた海芝浦へは2駅ほど。




平日は東芝の工場で働く人々で溢れかえってるであろう車内もガラガラ。
なんていうか、この数名の同乗者達が皆、自分と同じ目的で
ワクテカしているのかと思うと妙な連帯感を覚えニヤついてしまう。
冷静な顔して、お前も、お前も、お前もなのか～！ と。




というわけで次回に続きます。