Middle Tempo Magic
人混みの中に埋もれ埋もれ
GATTACA
「僕に指図するな!
僕に何が出来て、何が出来ないかを、決め付けるな!」
不適格者の烙印を押されながらも、遺伝子に運命に抗い続けて
宇宙飛行士の夢を叶えたビンセントの言葉である。
名画と言われていてずっと観たいなあと思いつつ
観られてなかった映画「ガタカ」をやっとこさ観た。
実はこの後も、個人的スマッシュヒットが数本続くのですが
まずはこの話・・・。
[Youtube] Gattaca - Movie Trailer
僕に何が出来て、何が出来ないかを、決め付けるな!」
不適格者の烙印を押されながらも、遺伝子に運命に抗い続けて
宇宙飛行士の夢を叶えたビンセントの言葉である。
名画と言われていてずっと観たいなあと思いつつ
観られてなかった映画「ガタカ」をやっとこさ観た。
実はこの後も、個人的スマッシュヒットが数本続くのですが
まずはこの話・・・。
[Youtube] Gattaca - Movie Trailer
◆◆◆◆◆
ざっとあらすじ。
近い未来、遺伝子工学の飛躍的な発展により
ヒトはDNA検査で全てのスペックが丸裸にされてしまうようになり
遺伝子が全てを左右する徹底した階級社会が訪れるのです。
そんな中、著しく劣った資質を持って生を受けた主人公のビンセントは
幼い頃から宇宙飛行士への強い憧れを抱き続けるのですが
生まれながらの落第生である彼は、たとえ血の滲むような努力によって
秀でた能力を身につけても宇宙飛行士どころかホワイトカラーにすらなれません。
それでも夢を諦められない彼は、遺伝子ブローカーに仲介してもらい
自殺未遂で歩けなくなった元オリンピック銀メダリストのユージーンから
あらゆる肉体のサンプルを提供してもらう契約を結びます。
彼は、遺伝子の申し子であるユージーンになりすますことにより
晴れて宇宙飛行士に内定するのですが、フライトを目前に控えたある日
会社で殺人事件が発生します。
徹底した遺留品捜査の結果、「適格者」だらけであるはずの社内から
「不適格者」ビンセントの本人のまつ毛が発見されたため
ビンセントは容疑者として挙げられてしまうのです・・・。
◆◆◆◆◆
そんなスリリングでシリアスなSFサスペンスにふさわしいブルーな絵作りと
マイケルナイマンの暗く重苦しくも情熱的なサントラに彩られた世界観!
なんて素晴らしい!
という映画かというと、そういう映画ではないのです。実は。
スタイリッシュな作りをしつつも、どっちかという泥臭い
ヒューマンドラマとも言うべき内容でした。
絵柄に騙されちゃいけません、熱いです。
◆◆◆◆◆
雑草が努力してエリートに勝つという物語はスポコンの王道ですよね。
じゃあ、視点を変えて、エリートはどうなんでしょう。
優秀に生まれながらもビンセントに負けた弟のアントンや
最高級A5の松阪牛な資質を持ちながらも、銀メダリストにしかなれず
自らに絶望してしまったユージーンの生き様は
優秀であることが保証されていても、それだからこそなのかもですが
結局、他人が決めた自分の限界を限界だと思って努力することを
最初から諦めてしまう、忘れてしまってるんじゃんか。
まあ、語りつくされた古臭いテーマなのかもしれませんけど
遺伝子という新しい視点での栄光と挫折の光と影の対比と
スリリングでシリアスなSFサスペンスにふさわしいブルーな絵作りや
マイケルナイマンの暗く重苦しくも情熱的なサントラに彩られた世界観があいまって
ハートにガツンと来る内容になってました。(あれ?)
よくよく考えると、設定に無理があるところもありますけど
そんなところは黙らっしゃいな、有無を言わせぬパワーがありますね。
これはいいです。
◆◆◆◆◆
そうそう。
多くの人にはわからないかもしれませんが・・・
イーサン・ホークとマルク・マルケスって似てませんか?
え、ニテナイ?
というか、ガイジンさんの顔を見分けるのが著しく苦手なのです。
そんな話と矛盾するような気もしますが
ユマ・サーマンって作品のたびに全くの別人に見えます。
役でこうもここまでがらっと雰囲気が変わるとは。
こういうのを女優さんっていうのかなあと思ったとか、思わなかったとか。
ジュード・ロウは本当にカッコイイですね。超好みです。
私もこんな遺伝子欲しかったなあ・・・。
ざっとあらすじ。
近い未来、遺伝子工学の飛躍的な発展により
ヒトはDNA検査で全てのスペックが丸裸にされてしまうようになり
遺伝子が全てを左右する徹底した階級社会が訪れるのです。
そんな中、著しく劣った資質を持って生を受けた主人公のビンセントは
幼い頃から宇宙飛行士への強い憧れを抱き続けるのですが
生まれながらの落第生である彼は、たとえ血の滲むような努力によって
秀でた能力を身につけても宇宙飛行士どころかホワイトカラーにすらなれません。
それでも夢を諦められない彼は、遺伝子ブローカーに仲介してもらい
自殺未遂で歩けなくなった元オリンピック銀メダリストのユージーンから
あらゆる肉体のサンプルを提供してもらう契約を結びます。
彼は、遺伝子の申し子であるユージーンになりすますことにより
晴れて宇宙飛行士に内定するのですが、フライトを目前に控えたある日
会社で殺人事件が発生します。
徹底した遺留品捜査の結果、「適格者」だらけであるはずの社内から
「不適格者」ビンセントの本人のまつ毛が発見されたため
ビンセントは容疑者として挙げられてしまうのです・・・。
◆◆◆◆◆
そんなスリリングでシリアスなSFサスペンスにふさわしいブルーな絵作りと
マイケルナイマンの暗く重苦しくも情熱的なサントラに彩られた世界観!
なんて素晴らしい!
という映画かというと、そういう映画ではないのです。実は。
スタイリッシュな作りをしつつも、どっちかという泥臭い
ヒューマンドラマとも言うべき内容でした。
絵柄に騙されちゃいけません、熱いです。
◆◆◆◆◆
雑草が努力してエリートに勝つという物語はスポコンの王道ですよね。
じゃあ、視点を変えて、エリートはどうなんでしょう。
優秀に生まれながらもビンセントに負けた弟のアントンや
最高級A5の松阪牛な資質を持ちながらも、銀メダリストにしかなれず
自らに絶望してしまったユージーンの生き様は
優秀であることが保証されていても、それだからこそなのかもですが
結局、他人が決めた自分の限界を限界だと思って努力することを
最初から諦めてしまう、忘れてしまってるんじゃんか。
まあ、語りつくされた古臭いテーマなのかもしれませんけど
遺伝子という新しい視点での栄光と挫折の光と影の対比と
スリリングでシリアスなSFサスペンスにふさわしいブルーな絵作りや
マイケルナイマンの暗く重苦しくも情熱的なサントラに彩られた世界観があいまって
ハートにガツンと来る内容になってました。(あれ?)
よくよく考えると、設定に無理があるところもありますけど
そんなところは黙らっしゃいな、有無を言わせぬパワーがありますね。
これはいいです。
◆◆◆◆◆
そうそう。
多くの人にはわからないかもしれませんが・・・
イーサン・ホークとマルク・マルケスって似てませんか?
え、ニテナイ?
というか、ガイジンさんの顔を見分けるのが著しく苦手なのです。
そんな話と矛盾するような気もしますが
ユマ・サーマンって作品のたびに全くの別人に見えます。
役でこうもここまでがらっと雰囲気が変わるとは。
こういうのを女優さんっていうのかなあと思ったとか、思わなかったとか。
ジュード・ロウは本当にカッコイイですね。超好みです。
私もこんな遺伝子欲しかったなあ・・・。
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SE@窓際系
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バイク乗ったりうまいもん食ったり本読んだり写真撮ったり音楽聴いたり旅人に憧れれつつ人生迷子中だったり。
お問い合わせは wanito.kagekisuあっとgmail.com まで
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