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RDG

「レッドデータガール」(以下RDG)シリーズの
第1作目「はじめてのお使い」を読みました。

舞台は2004年に世界遺産になった熊野古道。
玉倉神社の一人娘の泉水子は、内気な中学生なのだけど
実は山の神様が降りて来てありがたいお言葉とかを頂けちゃう
霊媒だか巫女だかの体質の血筋でして。

本人はまだその能力に気が付いていないのだが
シシュンキの新たな自我の芽生えに呼応したのかなんだか
身の回りに不思議なことが色々と起こるようになってきまして。

修学旅行先の東京で起こる魔物的な存在との遭遇とかを経て
徐々に自分の一族の秘密が明かされたり、能力が開放されはじめたり。

そして、ひょんな縁から次作からは
幼馴染の深雪と共に東京の高校に進学するのだそうな。

という、萩原規子先生の和風?ファンタジーなこの作品。
アニメとか漫画にもなって人気だそうなのですが、読んだのは原作小説のほう。

すごい感動とか興奮とか目新しさとかは感じなかったけど
読みやすいし、キャラ立てもよろしく、なかなか面白かったです。
今回のは完全にシリーズ導入部分という体だったので、これらかなのかな。

続きも読みたいけど、久しぶりに出た「十二国記」の新刊を
じっくり堪能中なので、また今度ですかね。
あ、そういえばRDGは語り口がちょいと綾辻行人っぽい感じも。



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サウンドトラック

2013年の夏、たまごは古川日出男の「サウンドトラック」と出会った。

この作品も、例に漏れず手加減知らずにギラギラしていて、文学によるテロリズムのような、もんのすごいパワーに満ちた作品だった。
けど、あまりに奔放過ぎて、自分には消化しきれず、結局これはナンダコリャ?と、意味を考えてみてもうまく説明できないなあってのが、正直なところでもある。

しかし、熱は伝わった。

読みすすめるうちに、何かをしなくては!という衝動に突き動かされ、胸に宿された「コイツ」を胸に shoot してみたのが、先日のサウンドトラックと銘打ったエントリー2つ。
銘打ったって大袈裟でこっぱずかしいことこの上ないのと、間に別の記事が挟まってしまったのはご愛敬。

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ

人生最大体重更新中でズボンがパツパツ★セクシーになってしまっているのに・・・。

金曜日は不健康診断もとい健康診断だったのでどうしようって心配してたら、木曜日から風邪を引いてしまい。
血液に豚骨が出る心配なんて吹っ飛んで、ハッケッキューとか変なのでないかとか、そっちが心配・・・
みたいな事態になってもうた。

で、今日もアタマイタイので、そこそこにいい天気だったけど、家で大人しく。
そんなつぶやきとは関係がなく。
今日のお題は辻村美月センセイの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」。

が、しかし、GW前に読んだのに記事にするのを忘れていたので、読後のフレッシュな感想をすっかりロストしてしまった模様・・・。

何ゆえ思い出したのかというと、今日は家で大人しくってことで、映画「告白」をレンタルして観たのですね。
そしたら、あっ、ゼロハチゼロナナの主人公と同じ名前の娘が出てくるなあって。
他にも気持ちの悪い人間関係とかの印象が少しにていたので。

DSC09846.JPG

メガネあるある

ラジオネーム「おっぱいメガネ」さん

『メガネを探していたら
うっかり胸の間に挟まってる~』

ねーよ、バーローww

というわけで、めでたく3巻が発売になった
マドカマチコ先生の「WxY」の今週のお題は「メガネあるある」でした。
メガネな扉絵も超ステキです。



ハング

今日のお題は大好きな誉田哲也センセイの最新作 「ハング」 。

読み始めて、おや、なんだ・・・? と思うわけですよ。


プラチナデータ(´・ω・)

DNAデータのことを我々はこう呼んでますよ。

プ ラ チ ナ デ ー タ (ドヤァ



・・・と二宮和也が囁く映画の予告編にあまりにイラッと来て
かえって気になってしまったので、とりあえず原作を読んでみました。
というわけで、今回のお題は東野圭吾先生の「プラチナデータ」。

映画の予告編を見てわかるのは、
ごくごく近い未来の日本で国が全国民のDNAをデータ化して管理し
それを利用した完璧な犯罪捜査システムを構築する。
ところが開発に携わった主人公が、身に覚えのない連続殺人事件の容疑者にされてしまう。
実は二重人格者である彼は「もう一人の自分」が罪を犯したのだろうかという疑念と不安を抱きつつも
自らの潔白を晴らすために逃亡し、事件の謎に挑むSFサスペンスアクション!
というシナリオらしい。

なんだか、手あかのベッタリ付いた既視感満載の話だなあ。
それよくある~!(八嶋智人風)的な・・・。

と思っていたのだけど、原作を読んでみたら、実はそういう話ではなかった。

燃えよ剣

少し前の話になるけど、「燃えよ剣」を読んだ。

言わずと知れた土方歳三の生涯を描いた司馬遼太郎の小説である。

といっても、大いに作者の愛情で補正がかかってるし
オリジナルキャラクターまで登場してるので、伝記や史実というよりも
事実に基づいたフィクションという内容でしょうか。

でも、単なる娯楽作品に陥ることなく、第三者的な目から冷静に見た事実の分析結果とか
舞台背景をきちんと詳細に描いて、歴史的考察も巧みにまとめている点は、すごいなあと。

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バイク乗ったりうまいもん食ったり本読んだり写真撮ったり音楽聴いたり旅人に憧れれつつ人生迷子中だったり。
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